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不動産鑑定士、一級建築士を両方取得、両方取得しようとしてる方、不動産鑑定士に詳しい方、不動産業界の方に質問です。

不動産鑑定士、一級建築士を両方取得、両方取得しようとしてる方、不動産鑑定士に詳しい方、不動産業界の方に質問です。不動産鑑定士と一級建築士の二つを持っていると不動産業界では強いと聞いたのですが、不動産業界で一級建築士の資格を持っていたら強みになる部分は何ですか? どういった可能性があるかを考えたいので多くの意見をお願いします。

補足

不動産業界で一級建築士の生かし方はどういった所ですか?

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回答(4件)

  • ベストアンサー

    一定規模の建物や不動産などを扱う場合、コンプラアンスの厳格な不動産ファンドや大手不動産会社、外資との取引、不動産信託、流動化など、不動産金融などにかかわる案件を扱う場合には、調査や重要事項説明書、評価、査定なども、小規模で定型的な物件とは違い、かなり詳密な技術的、法的な調査、レポートが必要となります。 多くの場合、文系資格である不動産鑑定士は、「鑑定基準と、鑑定理論」については熟知していますが、実際の不動産市場データや、建物の技術的な調査、判定などは、それぞれ別の専門家(地元の宅建業者や一級建築士)に外注して、それらをもとに、鑑定評価理論により評価書をまとめていく、という形が多いです。 不動産業者で自らプレーヤーの立場で取引をする場合(たとえば投資で不動産を取得したり、売却したりする)には、基本的には、技術的、法的、市場的判断を自ら調査、分析、判断、決断することが必要になりますが、必ずしも不動産鑑定士、一級建築士などの資格を持っているわけではありません。 不動産のトップマネジメントでは、鑑定や建築などのある一部分についての専門性のみならず、専門性を理解しながらも、そのほか分野を広く網羅的に理解、統合的に調査、分析してリスクを発見したり、対策を講じたりする必要があります。 ですので、一番強いのは、宅建、不動産鑑定士、一級建築士を持っていてかつ弁護士などであればベストですが、それらの知識のうえに、「法律で問われていない、教科書に書かれていない事項に関しても、リスクや市場から必要とされる情報を読み取り柔軟に対策を講じていくことができる」ように、現場で経験を積む、ことがベストだと思います。 現場で経験を積む、というのは「たくさんの物件をみて、調査、査定、プランニングをし、重要事項説明書を書き、実際に契約実務をこなす。」しかありません。 不動産の価値、リスクに対する本当の感覚、というものは「鑑定基準や法律に書かれているものさえやっつけ仕事的に調べて機械的に書いておけばよい」ということではなく、「実際に取引をする局面で、当事者が意識するリスクや価値、その対策方法がどういうものであるか」ということは、むしろ「重要事項説明書」(きちんとした)を作成し、契約、決済、ポスクロ責任までの一連のリスクに対する責任を自ら負担する、という緊張感の中で初めて身につくものなのではないかと思っています。 長くなってしまいましたが、補足について、 一級建築士であれば、全ての種類、規模の建物を自らプランニングし図面を引き、建築確認申請や検査の立会、定期検査など、建物のハード面に関する実務はすべてカバーする資格ですから、デベロッパーであれば、ハード面でのプランナーとして、仲介業などであれば、建物面での専門性をアピールして、など、どの分野でも活かせると思います。 ただし、専門的な設計業務での職種が必要とされている会社でなければ、不動産業界では、有資格者でなくても基礎的なプランニングや取引に関する建築知識やヴォリューム出し、簡単なCADなどイメージ作成などまではやってしまうのが当たり前であり、専門分野以外の業務経験、能力を総合的につけていくことが必要かと思います。 ちなみに、どちらも、資格要員の欠員補充など、採用目的がはっきりとしている求人などもありますので、そういう求人なら資格を全面に押し出すことで有利なるのはまちがいないでしょう。

    ID非表示さん

  • 鑑定士です。 ひとつ、はっきり申し上げておきますが、資格そのものが評価されるという時代は終わっていると考えていただいた方がいいと思います。資格は所詮資格で、まさに机上の議論です。資格を持っていて強みになると言えば、それが実践に役立つかどうか?ということかと思います。資格の有無そのものよりも、実務経験に裏付けされた新たなプロジェクトへの提言といったものなどが、役に立つと思います。 ちなみに、私自身、不動産の世界で働いていますが、鑑定士であることそのものは全く評価されたこともありませんし、名刺に鑑定士であることすら書いていません。

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    2人が参考になると回答しました

  • 不動産業者です。 不動産業だと範囲が広いのですが、一般的な宅建業での場合でお答しますが、一級建築士の生かし方はほとんどないと思います。 一般的な個人住宅の場合、2級で事足ります。 不動産業でも建築屋がマンションなどを自社分譲する場合などでも、一級が必要な場合はアウトソーシングします。 ですから不動産業界で一級建築士を生かすということが、一級建築士の資格を持った社員として不動産会社によりよい条件で雇用されるという意味なら、むしろ一級建築士設計事務所として不動産業界とつきあっていくような形のほうが良いと思います。 つまり一級建築士を持っていても社員として優遇はされない(必要はない)だろうと思います。 ご質問にはありませんが、このことは不動産鑑定士も同じようなもので不動産鑑定が必要な案件の場合やはりアウトソーシングします。 不動産の査定などで不動産鑑定が必要と思われている方が多いようですが、不動産鑑定を必要するような査定はほとんどありません。 あればあるに越したことはないと思いますが、生かしたいなら大手ゼネコンとか信託銀行とかになると思います。

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  • 「この人は建築物の専門家なのね」と、お客さんからの信用を得られるのが一番の強みだと思います。

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