大卒でしたらそんなに難しくないです。高卒からなら難しいというよりデビューまで時間かかります。 一般に、福音派と称される教会関係の神学校は、学力よりも出身教会の牧師のバックアップが重要視されます。 小さい教派の神学校は卒業しても任地を世話できないので、神学校を卒業して牧師になっても自分の力で教会を建て(=開拓伝道し)なければなりません。たとえ教会に赴任できても信者が極めて少ないところで開拓同然の生活を余儀なくされることが多いです。団体からの助成も期限付きで、その期間内に自立の目途を付けなければならないことがあります。経済力を持った信者の獲得は簡単ではありません。しかし教会建設の現実はまさにそこが肝要なのです。年金受給者など定収入のある人なら可能ですが、家族持ちの現役世代は生計を立てる仕事をしながらなので困難を極めます。牧師になるより、なってもそれで生活して家族も養ってゆくまでが難しいと思います。 そもそも牧師というのは日本では特殊な職業というか定職に適した仕事ではなく、むしろ付属施設の仕事などの別収入を主たる収入にして牧師はボランティアでやる方が適しているし、社会的にも信者は少なく文化的に浸透していないので公益度も低いので、同じ宗教職でも牧師になるくらいなら僧侶や神官をめざす人の方が多いですよ。今までキリスト教との関係があまりないなら牧師になるのは考え直した方がよいと思います。牧師になった人でさえ、自分の家がクリスチャンでなかったら牧師にはなっていないと言う人が少なくありません。それくらいマイノリティーの日本においては割に合わない仕事です。よほどの強い使命感がないと無謀です。 それでも牧師にこだわり、脱サラとかで家族持ちで牧師をめざす人は出身教会が福音派でも、日本キリスト教団で教職資格を取る人もいます。ふところが広いのでなりやすいからです。働きながらであれば、関係の神学校では夜学制の日本聖書神学校が人気あるようです。http://www.jbts.ac.jp/ 教団では神学校を出なくてもCコースという制度もあり、これだと教団の信徒であれば誰でも牧師になれます。実際のところ、あんなおばちゃんまで~?と言われるような一般の信者が続々と試験を受けるという異常現象が起きた時期もありました。召命も定かではないような人たちが牧師になっちゃっていいのか!との批判の声も上がったくらいです。ただし牧師の場合、資格といったって公的資格でもなければ民間資格にもならずただの団体内のものなので、教団の教職資格を持っていることと、実際に教会の現場で牧師をすることとは全く別のことです。教団は招聘制なので、いくら教職試験にパスしても招く教会がなければ牧師にはなれません。現実に教職資格を持っていても任地が得られず浪人状態(無任所教師)の人も少なくありませんのでご注意ください。 ちなみに日本キリスト教団では大学の神学部も神学校に含まれます。大卒者は3年次に編入できます。教団立の東神大、認可校の同志社大と関学大で難易度は後ろ2校の方が高いでしょう。授業料も高いです。東神大は費用的にも難易度的にも他の2校よりは低いと思います。推薦する牧師が大学運営に貢献しているOBであれば本人がよほどの××××でない限り受け入れると思います。 http://www.tuts.ac.jp/ ちなみに日本で「神学校」とか「神学大学」とか名のつく学校でもビジネス本位で作られたところもあり、特にアメリカのディプロマ・ミルの関係もあるので、これもご注意ください。お金だけ取られて任地もなく、卒業証書とか学位記など紙切れ同然にしかならないです。 http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/51816063.html
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