大道具はスタジオ内外での大工さんの作業といった方が分かりやすいでしょうか。つまり家や外壁等を作成及び移動させる作業がメインとなります。 小道具とは大まかに2種類あり、業界では美術装飾と持ち道具と分けられます。装飾とは大道具さんが建ててくれた家や部屋に文字通り飾りつけをします。つまり、様々な家庭内物を配置及び設置し、生活感を出します。一人暮らしの汚い部屋、お金持ちの綺麗な部屋など色々な状況をスタジオ内の部屋に作り上げます。持ち道具とは芸能人のスタイリストと同じ様な仕事で、役に応じた役者の小物を用意及び作成します。一般的には衣装以外の小物。靴、鞄、装飾品、帽子、時計、眼鏡等。劇中で使用する筆記用具やパソコンや携帯等の小物も装飾や持ち道具の担当の者が用意します。 ちなみにですが、日本以外では持ち道具担当は美術部に属しません。衣装担当が小物も全て用意します。なぜ日本だけ持ち道具が衣装係りと別にされているかといいますと。時代劇の流れからになります。つまり、時代劇で使用する剣や網笠や草鞋等が衣装係では対応しきれず、美術担当の製作用意の範疇になってしまうところからが起源となっています。
なるほど:3
< 質問に関する求人 >
大工(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る