理学療法士またリハビリ助手とはどのようなお仕事ですか？

Question

理学療法士またリハビリ助手とはどのようなお仕事ですか？現在、来年度入学の理学療法士学校に行こうか検討しています。

具体的な夢や目標もなく、なんとなく仕事をし、先日いろいろなことが重なり退職しました。

仕事をしながらいろいろと考えていたのですが、夢や目標もないなら『人のためになる仕事』がいいのではないかと考えるようになりました。
そのような大義名分があれば、自信をもって仕事に取り組み、周りの目も気にならない（人の目が気なる正確なので）と思います。

『人のためになる仕事』といいながら自分のためにという考えもあるわけです。

そういうわけで、理学療法士を経験されている方、学校に通っている方に実際の現場・仕事内容をお聞かせ願えたらと思い質問させていただきました。

また、来年まではまだまだ時間はありますので、『リハビリ助手』の仕事も行い、経験を積みたいと考えています。仕事内容をお聞かせ願えたら幸いです。

まとめ
①理学療法士の現場・仕事内容とは？
②リハビリ助手現場・仕事内容とは？男性・29歳ですが問題は？
③その他アドバイス等、叱咤激励を頂けれ幸いです。

稚拙乱文で読みにくいでしょうが、よろしくお願い致します。

Answer 1

①についてお答えします。
理学療法士（以下PT）は、整形外科、脳神経外科、神経内科、心臓血管外科、循環器科、呼吸器科、などなどの様々な疾患をもった患者に対して、評価・検査・情報収集を行い、その患者の身体の機能・動作能力を改善し、生活の質を高める仕事です。また、介護福祉施設において、利用者に対し現状維持～改善をしたり、予防医療分野において健康寿命（人間らしくイキイキと活動、生活できる期間）延伸を行ったりします。
”夢や目標もないなら『人のためになる仕事』がいいのではないか・・・”と仰いますが、当然PTでも自分がどのような分野でどのような方を対象に理学療法を行うのか、またどのように治療を行えば、その方はより良くなるのか、常に夢や目標を掲げて日々現場に立っています。また医学の発展のために研究や論文も書きますし、自費で勉強会や学会に参加し新しい情報に常にアンテナを張っています。
PTの道を志すのであれば、PTについて色々調べて頂き、志望動機を明確にしておく必要があると思います。我々が漫然とした治療をしていれば、それは全て患者の不利益につながります。つまりPTとは人一人の人生を良くも悪くも大きく左右してしまう仕事ですので、ゆっくり慎重に考えて頂きたいと思います。

Answer 2

お堅い文章で書かれた説明は他で調べてください。少し噛み砕きます。

①イメージとしては脳梗塞の患者を歩かせているシーンを創造するでしょうか？間違いではありません。
脳卒中や骨折などを中心とした方々の低下した運動機能を回復します。
例）足の骨折で歩けなくなった！→骨を手術で治すのは医者。治した後はリハビリで動かせるようにして、その間衰えた筋力を回復して歩けるように…。
例）脳梗塞で半身麻痺に！→最初はベッド上で寝起きができるように。座る・立つ練習もして歩けるように歩行練習を…。
これらすべてを徒手（直接）や指導（本人や家族などにも）、時には補助具（杖や装具など）を使って機能回復・生活能力の向上を図ります。

②『助手』なので直接治療はしません。物療機器のセッティングから器具の準備、患者の誘導（コレが終わったら次はコレ～）など、まさにリハビリスタッフの助手的な業務でしょう。
ただ、学校に通っているのであれば、見学をさせてもらえたり、色々指導してくれる…かもしれません。
勉強をしながらは大変ですが、現場を知るには最適な仕事（バイト）でしょう。
年齢は関係ないと思います。明るく元気に振る舞えれば問題ないでしょう。

③想像ですが、将来的にも今までより給料は下がるかもしれません。
ですが、お金以上のものはもらえると思います。決して楽ではないですが、ファイトです！