理学療法士さんは、リハビリ以外に何をする方なのでしょうか？ 理学療法士＝リハビリする人ってイメージしか出てこないの…

Question

理学療法士さんは、リハビリ以外に何をする方なのでしょうか？

理学療法士＝リハビリする人ってイメージしか出てこないのです。

他に何をされているのでしょうか？あと、理学療法士と作業療法士の違いが、イマイチ分かりません。

それと理学療法士ってPTってよく言っていますが、何を略したのでしょうか？

詳しくお願いします。

補足

追加です。
理学療法士の専門学校では、解剖生理学以外にどのようなことを習うのでしょうか？

Answer 1

一言でリハビリといいましても色々ありまして、まず理学療法士は寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩行などの基本的動作能力の向上を目的としています。
例えば、骨折や脳梗塞などで障害をおったために、うまく歩けなくなったり、日常生活に支障や不具合をきたしている人が対象となります。
理学療法士が主に立つ・歩く練習をするのに対し、作業療法士は日常生活動作の食事や排泄、更衣・入浴動作などの練習をします。動作の練習をするとともに身の回りの環境を整備したり、補助具を使ったりなどして日常生活がうまく送れるよう援助します。
また作業療法士は精神疾患に対してもアプローチします。身体に障害はないけども統合失調症などの精神病などを持っている方に対して精神科病院などでは作業活動をしたりしてうまく集団の中で活動していけるようかかわりをします。

理学療法士は障害を持った方のみでなく、今後、介護が必要になるかもしれない人に対して予防として転倒予防教室などのかかわりをしているところもあります。また、自宅でリハビリを行なう訪問リハビリテーションもあります。

理学療法士の専門学校では解剖生理学以外に運動学や病理学、整形外科学や心理学など様々なものを習います。
もちろん実践に必要な評価や治療についても習います。
ハードなので気合を入れないとついていけないですよ。

Answer 2

たとえば、
①研究、学会発表、論文投稿
②講師（疾患の講習会、地域活動、スポーツセミナーなど）
③啓蒙活動（７月１７日は理学療法週間。あなたの住まいでも何かやっているのでは？）
④後輩の育成（実習生の指導）
⑤学校の先生

などもやっているかな・・。