結論から、書きますと、この程度で難しいと答えるのは、他の職種に失礼だと思います。 それこそ、販売員や、受付、事務、平の経理などの非専門職と比較すれば専門的で難しいでしょうけど、 逆に言ってしまえば、6年制になって業務経験が2年分少なくなりヌルイ学生経験が増えるわけですから、ある意味、薬剤師事態の実務の力は落ちているわけです。 この政策は一方的で私は誤っていると思います。 大学生を見ても分かるように、ほとんどの学生は真面目になんてやっていません。 理系の大学でもです。(留年率の高い東京理科大は別) 薬剤師で難しいと思うところは、親が金持ちじゃないと、学部へは入れないところです。 相当ちやほやされた娘さんじゃないと、その学部には入れないようです。 どの大学も初年度で250万円前後の納入金があり、実験費や研修費用などもかかります。 中には300万円かかる大学もあります。 通常の学部の2倍~4倍近くの学費を納入しています。 それが6年になって全体で4倍から5倍ほどの学費を消費します。 しかしながら上記で書いた様な問題を抱えて本当に実力が向上していると言えるでしょうか? 実務を増やすべきであり、ヌルイ学生時代を増やしてもたいした意味は無いと思います。 また5択の短答式の試験は知っていれば解ける問題です。 範囲が広くても、一度覚えてしまえば、たいしたことはありません。 また、入学して6年目に(卒業率85%×合格率70%=59.5%)の合格を出します。 7年目はさらに増えて90%前後が薬剤師になります。 つまり、親が莫大なお金を投じれば、成績があまり優秀でなくても、薬剤師にはなれます。 それは、偏差値の低い大学も同様です(第一薬科を除く)。 たとえば建築士・情報処理技術者・無線従事者の様に、入学6年後に試験合格率(認定率)が10%前後の試験がゴロゴロ有る分野もあります。 もちろん真面目にやっていない人もいますが。試験対策の講習を毎日受講している人が沢山いるなかで、この様な合格率(認定率)です。 情報と無線と技術士に関しては、受験資格は要りません、しかし合格率そのものが低いので入学後10年たってもほとんどの人が合格していません。 一つの試験の受験者は一階層下の下級試験に90%前後が合格している人で構成されています。 情報や会計に関しては、国家試験の直下に公的・民間検定が多数あります。 さらにこれらの試験は国家公務員試験の階級制度と紐づいてます。 しかし、国家公務員試験は、一種、二種と併願が出来ます。一種の受験者のほとんどは下級の二種、三種に合格していません。 つまり母数のレベルを見ても、会計、情報、無線、建築はレベルが高く国家一種より難易度の高い試験がゴロゴロあります。 (公務員は過大評価です) この様に、国内全体で見れば、薬剤師の国家試験は、新卒の学生でもすぐに合格できる業務の最低限の知識でしかなく、 上記で書いた難関試験の様にキャリアアップを主な目的とした試験では無いということです。 もし、薬剤でキャリアアップを目的とするのであれば、技術士か弁理士の様な難易度の高い試験を受験すべきであ 6年制の学部を出てるからとか言う、いい加減な理由で薬剤師を「難易度が高い」とか決め付けるのは明らかに早計です。 さきに書いた、会計・情報・無線・建築・弁理士・技術士などの他にも難関の試験は沢山あります。 土木・不動産・法律・貿易・保険・税務・通信など様々です。 これら0.*%~10%程度の合格率の難関試験と比較しても、学部でたての新米で50%以上が合格する試験が高度専門職だとか難関試験だとか笑えます。 厚生労働省が6年制の学部を出てるから難易度が高いと評価をしているのであれば、相当な苦情が入っているのでしょうね。 10年目を見ろと。
なるほど:28
今までの試験でしたら、過去問10年分を完璧に解けるようにして、予備校で出している参考書の中身がすらすら言えるようなら比較的簡単に合格できるくらいでした。 しかし、今年を最後に試験の様式ががらりと変わります。 来年は全く新しい試験になるのでデータ不足がある分、相対的に難易度が上がるでしょう。 また、薬剤師が余り気味になっている分、試験を難しくして資格を取れる人数を減らすのでは?という憶測も飛び交っています。 いずれ、薬剤師国家試験は手探り状態が続くと思われますので、難しくなると考えていた方が良いでしょう。 5年、10年経つと傾向もわかるのですこしはやりやすくなる感じがします。
なるほど:5
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