解決済み
通関士の資格を取りたいと思っているのですが通信講座ならどこが良いでしょうか? また通信ではなく独学で取得された方はいらっしゃいますか?
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通関士。税関に申告するために必要な資格にございますね。合格率は、高い時で20%を超えておりましたですが、近年は、10%以下という、資格の中では、比較的、厳しい試験にございますね。 ユーキャンなどがよろしいように、聞いてございます。実際のテキストなどを見ますと、少し、「違うかなー」と思うところもございますですよ。ただ、その点では、他も、どんぐりの背比べにございますね。 通信教育もよろしゅうございますが、それよりは、ハローワークに行きますと、期限付きにはございますが、税関職員の臨時募集がございます。これは、産休代替職員としての採用にございます。その期間は、国家公務員としての権限が付与され、一般の国家公務員と同等の待遇を受けられますですね。 それに応募されては如何にございましょうか?実戦で行うのが一番の早道にございますよ。 しかも、税関の審査・検査職員は、通関士の作成した書類を「審査し、検査する立場」にございますゆえ、通関士よりも上にございます。そこで得られる知識は、通信教育で「お金を出して得られる知識」などよりも、遥かに価値のあるものにございます。 私の知り合いにも、おりますですよ。妙齢の主婦にございますが、バリバリにやっているそうにございます。 ちなみに、私は、独学で取得いたしました。ただ、その資格を使う直接的な仕事には就いてございませんですが、基本的知識としては、役立つ部分もございます。 ただ、実戦は、机上論とは異なりますですよ。税関も通達という表に出ない部分で、相当に動いている官僚組織に御座いますゆえ、外からは見えない部分がございます。 それに、試験には出ないのでございますが、税関の「統括官」・民間なれば一つの部分を完全に掌握している課長職のような職にございましょうか、の持つ権限は強大にございます。 実務では、法的には、際どい判断となるものが多数ございます。それを可とするか否とするかは、統括官の判断にございますゆえ、その力は絶大にございます。 また、その下の「上席官」というのも、一癖のある方が多く、持てる権限は統括官よりは少ないとしても、「統括官の判断とするか否かは、俺が決める」という窓口の主にございます。上席官から「睨まれ」たり、「嫌なヤツだ」と嫌われたりしましたら、通関業者・通関士など、吹き飛びましてございますよ。 それはさておき。 資格取得の上で、一番難しいのは、言葉の使い方にございます。 申告・許可行為なのか、申請・承認行為なのか、届出・受理行為なのか。これらは、全て、法的に効果が異なります。 また、特恵関税制度と、特殊関税制度。これは、全く異なるものにございます。 税関長に届出る・許可を受ける場合と、税関職員固有の職権と、税関という組織の持つ権限とは、これも異なりますですよ。また、納税申告と輸入申告は、法的に異なる申告にございます。 関税法70条の他法令の証明のところは、一項と二項がございます。一項は税関への申告前に必要なもの。二項は税関の許可を受けるまでに揃えるもの。この違いはお判りにございましょうか? 入港届け、コンテナ積卸リストの提出、船陸交通の届出、これらのうち、通関士が行う仕事はどれにございましょうか?そんなことも覚えていく必要が御座います。 ちなみに、入港届は船の船長が行う行為、船陸交通は外国貿易船に行きたい人が届出るもの、コンテナの積卸リストの提出は、それを持ってコンテナの輸出入許可となりますゆえ、通関士の行なう行為にございます。
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