解決済み
私がフードコーディネーターを職業として生活するのは難しいですか? 私は高校1年生です。少し前からフードコーディネーターに興味を持ち、色々と調べています。フードコーディネーターの仕事内容を見ると、食品開発、店のコーディネート、レストランの食事のマナーなどを考える職業だと私は認識しています。 ここで問題なのが料理を全く作れないということです(たまごやきをなんとか作れる程度)。なので食に対する知識はとても乏しいです。 そして私がこの職業をしたいと思った理由は料理を作りたいからではなく、食品開発、そして食品改良などに興味を持ったからです。(自分でオリジナルの物を作ったり、食べるのも批評するのも好きです) けど、やはり、専門学校や弟子入りする前に相当な料理を作れるようになっていなければ、生活に足りる収入を得る事は難しいですか。 後、色々なウェブでフードコーディネーターの資格を持ってなくてもなれると書いてあったのですが、他の食の資格が必要ですか。もしそうならどのような資格を持つべきですか? そして、どういう風に職業を始められるのですか?どこかに就職して始めるのですか? わけあって、普通の高校生よりも半年早く卒業するので、慌てています。よろしくお願いします。
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フードコーディネーターという職業自体には何らの資格も必要ありません。自分がそう名乗れば、とりあえずその日からなれる職業です。この点は小説家にせよ、カメラマンにせよみんなそうです。さらにいえば、フードコーディネーターという言葉の定義そのものが確立していません。こういう新しい、はっきりした定義のない職業が出てくるといつも同じ事が起こりますが、NPOを名乗る団体がこの業界にもあり、「細分化され専門化する中で、スペシャリストとしての専門分野を持ち、それぞれの分野を総合的にコーディネートするのが、フードコーディネーターの仕事です。食の商品開発、レストランプロデュース、販促・メディアなど、フードビジネスのすべてに関わります。 」というわけのわからない説明をしています。要するに食べ物商売に関われば何でもOKということです。但し、レストランの食事マナーを考える、というのは職業にはもはやなりにくいです。そんなものはすでに確定されていますから。(それを教える職業はなりたちます) ですからあなたがこの中で、販促やメディア対策の部門を専門としよう、というなら料理の腕は必要ありません。それよりも広告やメディアについての知識が重要です。店のコーディネートなら料理の腕ではなく、インテリアデザインや色彩学、陶芸などの技術やセンス、知識が重要です。 しかし、食品開発であるならば、普通の家庭の主婦が作れる程度の料理の腕はあった方がいいでしょう。現実問題として初歩の料理すらまともにできない人間に、自社の食品開発を委ねるような会社はありません。だってレシピすら作れませんよ、料理の出来ない人には。さらに料理ができなければ、不味い料理を食べても、何をどうしていいかすらわかりませんから、改良もできません。批評、というのは美味しい、不味い、まったりしている、ああ、これはかぐわしい香りだ、なんてことを言うことではありません。「この料理はパプリカの甘みを十分に引き出すことができていないし、ソースが粉っぽい。だから火力を落としてあと10分余計にパプリカを加熱してジュースをひきだすことが必要ですね。ソースを作るときの粉は、今の倍の分量のバターでよく炒め、生クリームは半量を牛乳に変えた方がいいでしょう」くらいのことが言えなければ料理や食品の改良はできません。料理ができない人には無理でしょう? ですから、味に関わる部分を担当したいなら、すくなくとも基本的な調理技術と調理の理論くらいは学ぶ(独学でも問題ありません)べきですね。 今活躍しているフードコーディネーターの多くは最初からそれを目指していたのではなく、ふとしたきっかけでなった人が殆どですが、現在はそういうことを専門にする会社がいくつもあります。そこに就職するのが早道でしょう。
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