解決済み
防衛大学校一般採用二次試験に関して質問です自分の友人に将来防衛大学校進学を視野にいれている人がいます。 自分も防衛大学校を希望しており、そいつとは結構仲が良いため、できれば共に防大に入り学び、未来の幹部自衛官を目指したいと思っています。 ですが採用試験二次の身体検査に不安があります。そいつは数年前学校の心電図検査で引っかかり、病院で検査したところ心臓弁に穴があるということが分かりました。 聞くと運動は全然OK。登山等も医師の許可を取り(許可といっても報告程度)、全力ダッシュで上るということでもしない限り大丈夫ということです。 一次は本人の努力しだいでどうにでもなるのですが、二次の身体の場合どうにもならないケースがあります。 仮に一次を突破し、面接・小論文も問題ないという場合、このことはやはり身体検査では引っかかってしまうのでしょうか? 心配です。
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病歴や既往症の秘匿は厳禁です。 防衛大学校学生は防衛省職員でもあり国家公務員でもあります。学生訓練の中には遠泳やカッター訓練など、健康な人でも心身に異常をきたすような厳しい局面があります。あなたの生命に関わる恐れもあります。 学生の傷病に関しては、公費にて治療がおこなわれます。病歴詐称の入校者を黙認していた場合、公金横領に問われることも考えられます。既往症が発覚したら最悪の局面では「放校」などの厳しい処分が下ることもあります。秘匿することは止めた方が良策であると思いますよ。
まずは最寄りの自衛隊地方協力本部に問い合わせてみましょう。 あなたのお住まいの地区担当の広報官(自衛官)が、直ぐに接触してきますので相談してみては? 友人の心配するのも解りますが、先ずは自身の心配をしましょう。自衛隊は仲良し倶楽部では務まりませんからね。 将来の指揮官として最低限必要とされる能力を会得するために教育を行っている所だという事を、再認識してください。
心臓に問題有りというのは、あなたが考えているよりも相当深刻な問題です。 「登山等も医師の許可を取り(許可といっても報告程度)、全力ダッシュで上るということでもしない限り大丈夫ということです」とありますが、実際に山道を全力ダッシュで登るのが自衛隊です。 防衛大学校を卒業すると幹部候補生学校に進みますが、海上自衛隊幹部候補生学校では、「弥山登山競技」という訓練があります。距離は2000m程度ですが、標高差が300m位あります。どれほどの急傾斜か、分かりますよね。まさに「山道を全力ダッシュで登る」競技です。しかも本番1回限りでなく、事前の練習で何度もそのコースを走ります。そして、「弥山登山競技」並に体力的にキツイ訓練は他に多数あります。例えば、酷暑の中の野外戦闘訓練では、参加者の半数が脱水症状でダウンするケースもあります。 海上自衛隊ですらこれですし、航空自衛隊でも小銃を携行した完全戦闘装備での10km走等がありますから、体力的に一番キツイと言われる陸上自衛隊幹部候補生学校がどれほどのものかは想像できるでしょう(例えば、不眠不休の100km行軍等)。 その前段階の防衛大学校でも、体力的にみっちり鍛えられます。「学校の体育の授業」ではありません。「戦うための体力錬成訓練」です。 自衛隊の体力錬成は、身体的に重大な問題が無いという前提で行われます。心臓の問題は命に直接関わることですから、十中八九どころか、十中十、身体検査で引っ掛かります。 残念ですが、幹部、一般隊員を問わず、自衛官になることはとてもお奨めできないケースです。
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