※補足を受けて加筆しました。 基本的に、いずれの自衛隊組織でも、「いじめ」と表現されるような事はございませんですよ。今は、戦前の旧日本軍とは異なりますですから。無論、些細なトラブルなどは、人間生活のうえで、皆無とは申しませんですよ。ただ、いずれの場合も、例えば陸自ならば、戦闘時に背中を預ける仲間にございますし、海自ならば、同じ船や潜水艦に乗る「一蓮托生」の運命共同体にございます。 航空自衛隊ならば、パイロットや整備要員なども、同じ航空機を飛ばすために必要な要員にございますから、そこに信頼関係が無いと、パイロットとしても、そんな機体に乗るのは、いかがかと思いましてございます。 陸自・陸軍というものは、基本的に「集団・大人数」にて移動し、作戦行動を取るものにございます。そこには、同列階級の指揮官が多数存在することもございますね。そのレベルならば、例えば出世争いとか人間関係的に難しいというのもありましょうね。人数が多くなれば、中隊よりは大隊、大隊よりは連隊、連隊よりは師団と人数が多くなれば、その点は複雑がしますでしょうね。 されども、そこには、部隊内部の「役割り」というものもございますね。例えば、中隊が5個ある大隊があったとして、大隊としての作戦として、「第一中隊、第二中隊は、敵の正面から攻撃を敢行する。その間に、第三中隊は、敵右翼に回りこみ陽動を行い、敵の注意が正面と左翼に向いている間に、第四中隊と第五中隊が、敵左翼から後方に回り込み挟撃する」とした場合、最初に敵に正面からぶつかる第一中隊と第二中隊には、相当な損害が出ることは明白にございます。しかも、後方に回り込む中隊の行動が完結するまで耐えなくてはならないとなれば、被害が出ても、「撤退出来ない」となりますね。 このような時に、他の中隊長も、第一と第二の中隊長の「悲痛な覚悟」は理解するものにございます。下手をすれば、中隊の4割から5割を失うこともありましょう。そこには、信頼関係が無いと務まりません。 航空自衛隊・空軍では、パイロットは、グランド要員に、機体の整備の全てを委ねております。信頼しているのでございますよ。そうでなければ、音速で戦闘機など飛ばせませんですからね。 軍での「いじめ」。 旧日本軍の場合には、明確にございました。階級の一つ上は、鬼にございましたですね。 兵から見た時に、下士官などは、それこそ、閻魔様にでも見えたようにございますね。それはもう、おそろしい存在にございました。鉄拳制裁など、日常的にありましたようにございます。 それと、陸軍の場合、出身地域ごとの部隊編成となっていましたゆえ、地域的な「差別」というものはあったようにございますよ。 福島県(会津若松)や愛知県(桑名)や茨城県(水戸)などは、元幕臣として明治政府からは朝敵とされておりましたゆえ、激戦地に投入されることがございましたですね。
なるほど:2
私は元潜水艦乗員ですが海自でいじめ等は無いに等しいですよ。空自や陸自と違い集団生活ですから仲良くしないと。 出航すると何ヶ月も海の上,艦内で24時間80人近い乗組員と顔をあわしますからね
そうだね:1
空自はどうかしりませんが、陸自は海自よりも少ないと聞いたことはあります。 それは、陸自の場合はあまり嫌われると有事の際に味方から後ろから撃たれる可能性があるからだと聞いたことがあります。 その点、海自はそのような懸念はないのでいじめが結構多いと聞きました。 そう考えると後ろから撃墜される可能性があるので空自も少ないかもしれませんね。 このような傾向は旧日本軍のころからあると思いますが、実際はわかりません。
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