質問A…愛知立て篭もり事件の際、愛知県警SATは「犯人が撃ってきて、姿が見えたら撃て」と命令されていました。 林警部が撃たれた際、犯人はブラインド越しに射撃していたため、姿を確認する事はできず、応戦する形での射撃は行われなかったそうです。 あの状況で撃たれた事に逆上して応戦していれば、人質に当たる可能性がありました。 ですから、やむを得ない判断だったと思います。 むしろ、巡査部長が撃たれてから5時間も経過していたのに、救出と突入を同時に行えなかった現場の対策本部に問題があると思います。 また、あの事件で愛知県警の対処が悪かった理由は、マスコミや世論というよりも、決断できる指揮官がいなかった事が最大の原因だと思います。 質問B…さすがに、それは無いでしょう。SATに入隊するには、本人が希望して選抜試験を受けなければなりません。 首席になった警察官も、刑事になりたい、白バイに乗りたい等、それぞれ希望はあるでしょう。 首席の者だけで部隊を編成しようとすれば、当然人数が足りなくなりますから、事実上、不可能だと思います。 また、補足ですが、警察学校を卒業しても、いきなり警察署の刑事課員や、SATの隊員になることはできません。 最初は、警察署の地域課で交番勤務を行います。 例え、首席で警察学校を卒業しても同じです。 質問C…そうでしょう。 本人が希望して選抜試験を受け、合格しない限り、SATに入隊する事はできません。 部隊創設当初はスカウト、という形もあったようですが、現在のSATは選抜試験方式で隊員を選んでいます。
ご指名された人ではありませんが よかったら私の回答も参考にしてみてください。 一応、元陸上自衛官で小銃手として勤務していた者です。 とは言えど誠にすみませんが、あいにく警察に関してはよく知りません。 ただ警察が初めてオウムのサティアンに踏み込んだとき、 先頭から2名の人員は格好こそ警察の防護服を着ていましたが 実は自衛隊員で大宮駐屯地の化学防護を専門とする科の所属隊員だったそうです。 後に本に書かれていました。 あの頃はまだサリンに対する防護や汚染除去の技術が全くというほど知られておらず、 警察のみでは危険なので当時からサリンの性質を熟知していた自衛隊の専門部隊を先頭に立たせたそうです。 つまりあのサリン事件は殺害方法が殺害方法なだけに SATのような武力制圧を任務とする部隊より 化学技術に長けた対化学兵器専門の部隊の必要性が大きかったのではないかと思います。 以上、お力になれなくてすみませんでした。 追記:すみません、あなたの前の質問と書き違えていました。 ちなみに林隊員が自ら志願したかどうかはわかりませんが 最終的には自らの意志で入隊をしたのだと思います。 あの事件でSATが攻撃しなかったのは ずばりSATは警察だからです。 人質が殺されたりしない限り 殺害ではなく逮捕を優先させます。 それに腕や足を撃って負傷させるにはリスクが高すぎます。 誤って犯人が死亡する可能性もあります。 いずれにしても民間人に被害が出ていないあのような段階では まだ発砲することは出来なかったのでしょう。 対照的な例として関西の銀行人質事件でSAT隊員が犯人を殺害した例がありますね。 あと質問Bの件ですが、頭脳面で優秀ならSATに入れる、というわけでもないようです。
< 質問に関する求人 >
警察学校(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る