救急救命士を目指しています。将来は消防署に勤務して救急隊として活躍したいと思っています。

Question

救急救命士を目指しています。将来は消防署に勤務して救急隊として活躍したいと思っています。でも、救急隊にならないまま病院にずっと勤務して終わる救命士や自衛隊の方に行く救命士もたくさんいるんですか？
消防署に勤務することは最近はなかなか狭き門で難しいことなんですか？
女子の場合はとくに厳しくなりますか？
いろいろと教えてください!

Answer 1

他の質問にも書かれていることですが，救急救命士の資格を取得して消防に入ったからといって，救急隊員になれる保証はありません。
私の勤務する消防本部では，救急救命士の資格を持っていても，予防課や総務課，指令室などに配置されている者もいます。
救急救命士であっても「資格を持っているだけ」の話であって，消防吏員であることには変わりありません。ですから，消防署や本部で救急以外の部門に回されることもあります。

それと，救急隊という仕事を消防隊や救助隊に比べて楽と考えている人が他の質問で見受けられたのですが，これは大きな間違いです。
救急隊の出動件数は，一時的な横ばいや減少の年がありますが，基本右肩上がりです。
うちの本部で出動の多い救急隊になると，夜の出動も多く，24時間の拘束時間中殆ど寝られないと言っています。
また，汚れる現場や悲惨な現場もたくさんあります。
列車事故や労働災害事故などでは身体のちぎれた遺体を目にすることもありますし，泥酔者に嘔吐されて吐物を浴びることもあります。
時には小さな子供が死にゆく様を見届けることだってあるでしょう。
それだけの覚悟は出来ていますか？

イヤなことばかり書きましたが，夢や理想だけを抱いて消防に入ると，イヤになって途中で退職してしまうのです。
そう言う人は，違う仕事を選んで欲しいのです。

けど消防という仕事は，頑張った分だけやりがいのある仕事です。
「汚れ仕事など気にしない。私は市民のために頑張るんだ」という気概があるなら，頑張って採用試験を突破してきてください。

Answer 2

私も救急隊を目指し公務員試験を受けています。

救命士の資格を取っても消防職員の採用試験に受からなければ救急隊としては働けません。消防職員の試験に落ち、病院の救急救命室や自衛隊・海保などに行く人もいますが、ほとんどはやはり消防の救急隊志望ですね。

最近は徐々に女性隊員が増えてきているとはいえまだまだ狭き門です。東京消防庁や大阪市消防局でさえ、消防職員採用に対して女性採用人数はわずか３％程度です。小さめの自治体では女性が受けてもなかなか採用されにくい自治体もあります。消防署もすべての署が女性の設備が整ってるわけではないので、変則勤務で女性が働ける署も限られてしまいますね…。大阪市では女性枠があり若干採用として設けられていますが、多くの市が男女混合枠になっているので、男性志願者に負けないよう頑張りましょうっ！！