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歯科医師の鍼灸について専門的に教えてください!!

歯科医師の鍼灸について専門的に教えてください!!口腔外科を専攻している歯科医師です。 仕事柄、手術を行ったり治療をすることで、緊張性頭痛や腰痛に悩まされています。 最近、鍼灸に通い始め、その効果に驚きを感じています。 正直、原因不明の痛みなどを訴えて来院される患者さんはいます。 しかし、投薬では限界を感じ、東洋医学である鍼灸を行いたいと思っています。 部位は全身を鍼灸できればいいと思っているのですが、 歯科医師が行うことが可能であるか? 保険適応が可能であるか? 鍼灸師の免許取得をしなくてはいけないのか?(現実問題、学校に通うことは困難です。) どこで修業をつめばよいのか・・・。 本当に鍼灸を考えています。 専門的なアドバイスをぜひともいただけたらと思っています! よろしくお願いします。

補足

適切なアドレス本当に感謝しています。調べていたら歯科鍼灸というものがあり、大学病院の東洋医学科で歯科医師も募集かかってるのですが…。そこら辺はどうなんでしょうか?

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    鍼灸師です。 歯科医師が医師と違うことは、質問者様ご本人がよく理解していることだと思います。 あいにく、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(あはき法と言います。)の第一条に下記のような条文があります。 第一条 医師以外の者で、あん摩、マッサージ若しくは指圧、はり又はきゅうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マッサージ指圧師免許、はり師免許又はきゅう師免許(以下免許という。)を受けなければならない。 よって、医師以外の者は「歯科医師」であっても鍼灸はできないです。 修業についても、医師向けの鍼灸や漢方の勉強会などもあるので、理論ややり方を学ぶことはできると思いますが、実際できないのであれば、現実的ではないと思います。 学校に通う場合、3年以上の就学と国家試験を受けなければ行けません。ただし、歯科医師になるのに習った科目については授業免除の可能性もあります。(国家試験は全部受けなければ行けません。) また、歯科医師と違い、鍼灸の学校は夜間もあるので、仕事をしながらでも通うことは可能です。 あと、保険適応についても、医師の同意書が必要です。医師であれば、眼科や精神科でも何科でも良いのですが、歯科医師では分類が違うので無理でしょう。 あと、考えられる方法としては、鍼灸師を雇うぐらいでしょう。 脊椎のゆがみが身体に影響することを利用して、治療しているのがカイロプラクティックですが、カイロプラクティックは、日本では正式な資格がありません。整体として無資格者も多い危険な業界ですが、国際基準に則ったカイロプラクティック(4年以上の学校がほとんどです)の学校もあり、そのような学校で、鍼灸師や柔道整復師など「人の身体に触れることができる国家資格」を持った人が、きちんと習った上で行っている人もいます。 或いは、カイロプラクティックの資格を持っていなくても、鍼灸師・柔道整復師の中には、歯並びや咬合が脊椎のゆがみに影響し、身体に影響することを説いて、歯科医師と一緒に治療を行っている鍼灸師・柔道整復師もいます。 修業や就学が難しいのであれば、そういう人を雇う或いは共同で起業するというのも一つの方法だと思います。 そこまで鍼灸治療に興味を持ってくださった質問者様にとてもうれしく思います。 〈補足について〉 http://medical.radionikkei.jp/shikai/pdf/060404.pdf を読みました。 そこで問題になるのは、では歯科医業とは?どこまでが歯科医業でどこからが医業?この区別が法律上はっきりしていない現在、難しい問題です。 しかし、手足の刺激が歯科関係の疾患に影響するという、科学的根拠はないはずです。これが鍼灸が「医療」として認められていない理由の一つでもあるのです。 そうすると、歯科医はできるのは歯や歯肉などへの刺激のみ、できても口腔周囲のみ、歯に影響するということが分かっている部分のみになると思われます。 同様の問題が動物に対する鍼灸治療であります。 獣医師法 第4章 業 務(飼育動物診療業務の制限)第17条 獣医師でなければ、飼育動物(牛、馬、めん羊、山羊、豚、犬、猫、鶏、うずらその他獣医師が診察を行う必要があるものとして政令で定めるものに限る。)の診療を業務としてはならない。 この法律から、獣医は動物に鍼灸治療はできますが、鍼灸師は動物(家畜に限ってですが)には、治療目的では鍼ができないとしているところがあります。ただし、「治療目的でなければいい」という法的解釈もあります。(研究ではラットやマウス、兎や猿に鍼をします。)だからやっている鍼灸師もいるようです。 歯科医が鍼灸治療を行っているところはあるでしょうが、治療の一環として行った場合(いわゆる「業」とした場合)、は法律的には問題があるというぐらいで、最終的には、法的解釈をどうするか、裁判などが起こった場合、事例などがどうとったかによると思われます。 あとは鍼を使わなければ、というので、表面電極を使っている治療院もあるようです。低周波治療器は家庭用のもありますから。 HPだけですので、スタッフに鍼灸師がいるかどうかは分かりませんが、百会(経穴)に鍼をするという例は書いてありました。 http://www.suzukidentalclinic.com/dental_acupuncture.html 質問者様の言われている大学病院の東洋医学科であれば、鍼灸師あるいは医師がいると思います。そこが、歯科医師の募集をかけていると思われます。 法解釈は難しいところです。事故が起こらなければ、凡例もないでしょうから。 そういう点では、勉強会などで勉強するのもいいと思われますが、正式に治療費をもらうのであれば、鍼灸師を雇った方が得策だと思われます。

  • ACUTOMOさんのおっしゃるとおりです。歯科医師は鍼灸はできません。保険適応も医師の同意書が必要です。 鍼灸の夜間部、若しくは昼間部の専門学校に通わなければ受験資格は得られません。 歯科医師の方もはり施術を多く取り入れている方もいらっしゃいます。その場合は、鍼灸院を別に開設されて雇用されていると思います。 補足を読んで 大学病院には歯科鍼灸があると思います。また、東洋医学を取り入れようとする歯学部の先生もかなりいらっしゃると思います。鍼灸刺激には、遠隔と局所という独特な考え方がありますが、多くの鍼灸師は、歯痛などは遠隔で取れることをしっています。歯科鍼灸を学問的にする場合は、専門的に歯科医師の方が研究すればよいと思います。ただし、臨床上で、遠隔で取る場合は、事故が起こらないように訓練された鍼灸師が行うべきと考えます。もちろん、歯科領域で鍼灸が発展することは良いことだと思います。お医者さんで、鍼灸の効果に着目されている人も少なくないです。もともと全体医療である鍼灸は、応用範囲が非常に広いのが特徴です。運動器疾患、内科系疾患、婦人科系疾患、皮膚科領域、美容鍼灸などさまざまな疾患に様々なに応用されています。法的にグレーゾーンがあるのも時代が急激に変化しているので発生していますが、その辺は自己責任で、するかしないかということになるでしょう。

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