理学療法士と作業療法士の違いを簡潔におしえてください！

Question

理学療法士と作業療法士の違いを簡潔におしえてください！

Answer 1

看護師ですが、病院にあるリハビリ室に両方の人がいます。
理学の方はいわゆる「あん摩師」。作業のほうは、例えば患者が字がかけるようになるとか、ボールを投げられるようになるとか「動作機能」の向上または、維持をしています。

Answer 2

理学療法士と作業療法士の違いですが、どちらの職種とも患者・利用者さんが生き生きと暮らせるようにサポートする、心身にかかえる問題を解決する。といった目的は同じだと思います。
異なるのはその手段ではないでしょうか。

作業療法士であればたとえば作業活動を用いて患者さんの問題を解決していき、目標達成を目指す。

理学療法士であればたとえば運動や物理的な刺激を利用して問題を解決して、目標達成を目指す。

といったところでしょうか。どんな方法や考え方で治療や練習していくかに差があると思います。

Answer 3

OTです。本当に簡潔に言います。ｗ

理学療法士（PT）は、基本的な動作を練習します。
作業療法士（OT）は、応用的な動作を練習します。

脳梗塞になり、後遺症（いわゆる麻痺）を持った患者さまがいるとします。

全く動けない状態の患者さまに対して、PTはまず、起き上がる・座る・立つ・歩くといった、ヒトの基本的な動きを取り戻すためのリハビリを行います。
これと並行してOTは起き上がれるようになった患者さまに、座って食事がとれるように食事動作の練習をする。立てるようになった患者さまに、トイレに行って排泄する練習をする。

といった感じでしょうか。PTとOTは同時進行です。PTさんが基本的な能力を向上させ、向上した能力を今度はOTさんが細かい作業につなげていく、といったイメージでしょうか。

Answer 4

すごく簡単に説明すると、

理学療法士：患者さんを歩けるようにリハビリをする。

作業療法士：患者さんが箸を使えるようにリハビリをする。

難しく説明すると

理学療法とは
身体の障害のある者に対し、基本的動作能力の回復を図るため、
治療体操や、電気刺激、マッサージ、温熱などの物理的手段を加えることを言う。

作業療法とは
身体、又は精神に障害のある者に対し、応用的動作能力、
又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作などの作業を行わせる。