解決済み
土地家屋調査士が現場で作業服姿で測量をしている姿は私は好きですね。よく市役所職員に見間違いされるとも聞きますね。私見ですが、人気や知名度がないのは次のような理由もその一因ではないでしょうか。 ○土地家屋調査士の仕事依頼は司法書士から来る場合が多い。 司法書士は明治の時代、司法代弁人(弁護士)、証書人(公証人)、司法代書人(司法書士)の3職制が成立して以来の昔からの資格であり、そのため、登記と言えば司法書士という概念を持つ人が多いのは事実です。司法書士の方が名が知られているため、調査士の仕事であれ司法書士の仕事であれお構いなしに、登記案件は司法書士事務所に持ち込まれるケースが多いと思われます。したがって、土地家屋調査士の仕事は司法書士から依頼されるケースが多く、司法書士を3人得意先に持てば食べて行けるとさえ言われているくらいです。現に、土地家屋調査士は不動産会社の他司法書士に近づこうと誰もが努力しています。悪く言えば司法書士の下請けですね(失礼?)。 ○仕事のイメージが調査士が正しく測量実務であるのに比べ、司法書士は法律(名前から来るイメージからして)実務家というイメージが強く、単純に司法書士業務により憧れを抱く傾向もあるのではないでしょうか。 ○資格予備校や資格試験に疎い人の一部には、試験の難度を測るのに合格率をあげる人がいますが、これは違いますね。私事で恐縮ですが、私は司法書士の試験は2年で、調査士の試験は5ヶ月で一発合格しました(測量士補の資格を有していませんので測量、法規両方受験して)。難度、求められる知識のボリュームと水準は圧倒的に司法書士の方が高いと思われます。これはこの世界(司法書士、土地家屋調査士、銀行、不動産業界)ではよく知られている事実ですね。 以上の事実、実態により、この世界では案外人気、知名度共やや劣るのかもしれませんね。でも、縁の下の力持ち的なところもある?土地家屋調査士の業務も責任の重い、生半可な覚悟では出来ない仕事です。土地境界問題等、後日裁判沙汰?に発展する場合もある業務であり、挑戦・開業するにはよくよくの覚悟が必要かと思われます。
なるほど:3
私は不人気の理由として日本政府の教育方針からの帰納だと思います。 学問体系的に多くの人は適性で文系、理系に高校ぐらいで分け、さらに大学で分野のスペシャリストを養成しようという方針だと思います。そのため公的な専門的に文理複合分野に進出するための高等教育施設が少ないため、個人が希望しない限り、法律と測量の融合がまずあり得ない。 また文系が理系の、理系が文系の勉強を始めるときに食わず嫌いに思う人が多い。と思っています。 私は調査士を見方次第でスペシャリストですし、ジェネラリストともとれる面白い資格だとは思っていますけど。
なるほど:2
土地や建物など、不動産を取り扱う機会がない限り、縁が無いから。 普通に、土地も買わず、家も建てず、賃貸で住む人には無用の長物だから。
なるほど:1
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