どこの国に行くか、努力して、どんな結果が出たか、によると思います。 例えば、フランスでは、ソムリエが必要なレベルのレストランでは、お客様と話が出来るスタッフは、フランス語はもちろん、英語が要求されます。 ソムリエであれば、フランスのソムリエ資格が当然必要です。 それが最低ラインです。 ソムリエの世界大会で優勝すれば、様々な雑誌やテレビから依頼が来るでしょう。 普段のお給料+講演料・執筆料を合わせれば、年収は1000万を越えるでしょう。 …マンガとかのネタじゃないですよね…?
なるほど:1
某ホテルのソムリエです。 僕はフランスを中心にヨーロッパで働いていた事があります。 とは言え働けたのは日本の会社の力であり、数ヶ月ずつ 職場が変わりながら勉強して、そう簡単にペラペラに なれるわけでもなく、初めはずっとごまめ扱いで、それでもなんとか 仕事はさせてもらえました。 個人で行けばそうそう簡単には仕事はないですよ。 いざ働けるようになっても日本とヨーロッパでは考え方やスタイルが違いますので 大変苦労しました。 日本で当たり前でも向こうではもたもたするな!て感じですし、 ヨーロッパでは通用する接客も日本では雑とかサービスマンはそれでは ダメと言われたりする部分もあります。 ヨーロッパで勉強する意味は、箔がつく、自由なサービス、本場の 空気を感じる、ワインの考えに個あり偏ってない、語学力でしょうか。 でも本気で勉強する気があり高給取りになりたいならわざわざフランスに 行かなくても東京で力をつけて有名になってから行っても充分ですよ。 今は日本のホテルで働いていて、ヘッドハントとまでは言わないですが 誘いを受けたりもします。でも給料は他のホテル社員比べたら高くても 一般企業と比較すれば常識範囲内です。 雇われで給料を上げたければ、ソムリエとして有名になるのではなく 会社に認められて偉くなった方が確実です。 一社員がお店でワインを売るのと、会社で偉くなって広い商圏で大きな仕事を するのでは金額が違います。 僕自身はメディアに出る様な有名なソムリエでは無いです。 上司や先輩は有名な人がいますが、雇われソムリエの内はそんなに給料は高くないです。 それどころか給料がある程度まで上がればリストラをされる人もいます。 会社に所属している限り直属の上司より給料が上がる事はないですし、有名ソムリエ の多くの人はソムリエとしての知識や技術を習得するのが中心になり、偉くなってくると 組織の幹部としては使えない場合が多いです。 さすがに名前は出せませんが、日本のトップソムリエで僕が一緒に仕事をしていた時に 副部長だった人は今は課長まで格下げになっていたり、不景気になり上がったギャラが ネックになって解雇になった人もいます。 常にレストランで働く王道のソムリエとして1000万はまず無理でしょう。 ソムリエは特別な人ではありません。ただの仕事の分類です。 なので、仕事を努力すれば昇格して係長~部長となっていきますがソムリエの 仕事がメインではいられません。 ソムリエの肩書で評論家とか講習会の講師、テレビ出演、雑誌に掲載となれば 話は別ですが、それも会社に所属していたら出演や掲載のギャラをまるまるもらう 事は難しいでしょう。 ソムリエとして勉強をして有名になってメディア等に出るようになり、自分でお店をして 会社を大きくすれば高収入も取れるでしょう。 もしくは、雇われでも明確にあなた1人いるだけで売り上げが年に数十億円上がる のであれば1000万要求しても大丈夫だと思いますよ。 雇われの内はギャラは売上から出る物ですから、非常識な上がり方はしないですよ。 ソムリエを足がかりにビジネスをするなら1000万を越えてる人は沢山いますが、 純粋にレストランでソムリエをするのならほぼ無理です。
なるほど:1
ソムリエとしての給料だけでは難しいでしょうが、有名なソムリエさんはワインスクールの講師をしたり、ワイン関係の著書の印税があったり、雑誌に記事を書いて原稿料を貰ったり、セミナーなどの講演料などがありますから、年収1000万ある方は沢山いらっしゃいます。日本にもフランスにも、イタリアにもね。ここアデレードにも一人いますよ、年収13万$超えてる人が。
アメリカで生活しているものですが、 高級レストランに行くと、チップがものすごい ところがあります。 一般に、ウエイター、ウエイトレス、ソムリエは、 給料はたいしたことはないのですが、 チップで生活しています。 高級レストランにいくと、テーブルひとつで、 300ドル400ドルというのは、普通で、 チップは、15%から20%というのが相場ですので、 テーブルひとつアテンドすると、60ドルとか100ドル になります。 これを、3つとか4つ受け持つと、 一晩で、チップだけで、数百ドルということも 可能ですよね。 ですから、稼ぐソムリエは、年収1000万円くらいは 可能だと思いますよ。 ただ、そういう仕事はものすごく競争が激しいので、 激戦です。 以前は、仕事(総合商社)で、 サンフランシスコの高級レストランを よく接待で使っていましたが、 そういうレストランだと、 まず、容姿、女性だと美人、 男性だとイケメン、英語は きれい、マナー抜群、 ワインの知識豊富、と 非のうちどころのない人ばかりでした。 アメリカだと英語、フランスだと フランス語がものすごく堪能で、 ワインの知識(これは毎年ワインが かわるので大変です)もプロとして 身につけないといけないので、 ほんとうに大変だと思います。 海外ではアジア人のソムリエはめずらしいのでは ないでしょうか。 わたしは、ずいぶんとアメリカ中のレストランに行きましたが、 日本人のソムリエには、一度もあったことが ありません、というか、99.9%は白人でした。 ほんのまれに黒人がいました。
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