今進路で税関職員に興味があります。どうやったらなれるのか業務はどんな感じなのかも知りたいです。あと年収やお給料のこと、資…

Question

今進路で税関職員に興味があります。どうやったらなれるのか業務はどんな感じなのかも知りたいです。あと年収やお給料のこと、資格とか必要なんでしょうか？大卒が必須でしょうか？現役の方回答お願いします！

補足

試験の難易度は高めですか？
麻薬などをチェックする仕事に興味があります。
ちなみに年収はだいたいどれくらい期待できますか？いろいろ聞いてしまいすみません。。

Answer 1

どうやったらなれるか→国家試験（Ⅱ種）合格し、官庁訪問で税関の説明会に行き、面接の予約を取るの順のようです。
業務→麻薬等密輸を取締まる仕事と輸入貨物にかかる税金を取る仕事に大別されるようです。
年収や給料→人事院規則で決まっているのでネット等で調べれば分かるようです。
資格→不要です。国家試験後は語学堪能とか武道に秀でていると少し印象がいい場合もあるようです。
大卒？→Ⅲ種試験（高卒）もあります。ただし税関でⅢ種の採用はⅡ種程多くなく、入ってから給料や昇進等でかなり差があるようです。

Answer 2

税関職員ではありませんが、採用の流れなどは下記のとおり。

採用には①国家Ⅰ種（法律、電気など）に合格し、財務省関税局に採用②国家Ⅱ種（行政、電気、化学など）に合格し、各税関に採用③国家Ⅲ種（行政など）に合格し、各税関に採用という方法が中心です。一部、船舶乗組員の有資格者採用もありますが、ここでは触れません。

①は年に数人、③も採用枠は減少しており、採用の大半は②の国家Ⅱ種試験合格者からの採用です。行政機関としての採用枠が大きい関係で、関東地区（東京、横浜）、近畿地区（神戸、大阪）、東海地区（名古屋）では、割合に採用されやすい官庁です。学歴、学校名不問です。
世間的には偏差値低いといわれている学校の方でも、実績をあげて要職についています。

資格は不要ですが、あると良いのが運転免許。語学力があると仕事の幅が広がります（語学できる人は、海外出張や海外勤務
の機会が多く回ってくる官庁）。水泳、剣道、柔道が盛ん（？）で、経験者は大会要員で喜ばれます。なお、通関士資格を持っている必要はないです。
何か、専門的な分野をもっているか、持ちたい方には良いと思われます。

給与は、最初は他官庁と同レベルですが、上位ポストが大きいので、他官庁よりも上位ランクへの昇任が可能です（他官庁の５０歳前後の課長級ランクが、税関では４０歳前後の課長補佐～筆頭課長級ランク）。

主要業務は、パンフなどにありますが、貿易業務全般にみならず、徴税、税務調査、密輸の取締りにまで及びます。意外に業務範囲は広いです。
財務省の機関で、一定規模の組織なので、厚生面はしっかりしています。

異動が広域に及ぶので、引越しがしたくない人には向きません。制服官庁で、他官庁より規律が厳しいので、警察的な空気が駄目だと厳しいかもしれません。
交代勤務（当直、休日勤務、深夜勤務）も行われており、普通の役所と異なる点は理解が必要。
作業服に安全靴の仕事が多いため、スーツで仕事、という感覚の人にも向きません。

（補足への回答）
お給料は、地元市役所、県庁と同水準ですが、交代勤務をしていると手当てがつきますし、残業代もそれなりに支給されるので、トータルでは、県庁の方より高いかもしれません。

試験は、国家Ⅱ種行政を例にしますが、大卒事務系では日本最大の公務員試験ですが、全国７００の大学のうち、合格者がいるのは２割くらいですから、それなりにレベルが高い試験です。
関東地方ですと、早稲田、慶応、中央が合格者が多いですが、大東亜帝国クラスからも、コンスタントに合格者がでています。
とはいえ、学力が高いほうが採用試験合格の確率があがるので、公務員実績が高い実績校を目指すのがよいかもしれません。

なお、試験制度改革で、国家公務員大卒・一般職に名称変更予定です。