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行政書士の資格をとっても仕事が減ってきてます。不況のせいですかね???

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回答(2件)

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    ◆この業界の実情 この業界の実情というのは、わかりにくい。 行政書士で登録しているしている人の数は、3万5千人だそうだけれど、おおまかに、そのうち他士業兼業が3割、元公務員が3割、残りが試験合格という割合になっているらしい。 名簿を見た限りでは、ほとんどが自宅開業。事務所開業者は、他士業または不動産等兼業の場合がほとんどです。 名簿の上で事務所開業者でも、実際にはビルのオーナーだったり、知人のオフィスに机を借りているとか、合同事務所のケースもあるわけです。 よく、行政書士の平均的収入(収入=売上)として1,000万とか紹介している本がありますが、そういう数字は、まずあり得ません。 300万でも、登録者の平均ということだと、ちょっと信じがたいというのが私の実感です。「平均」ではなく、「最多層」ということであれば、周囲を見る限り100万以下~0でしょう。 開業ノウハウ本や資格予備校のパンフレットなどと何故こうも違うのでしょう。 ひとつには短期の廃業者が多く、その人たちがデータに反映されていないということが考えられます。また、不況が長引いて仕事が減っているということもあるでしょう。予想以上の不況の長期化に古い出版物が追いついていないのだと思います。 資格予備校も最近では、開業講座に力を入れるようになり、開業希望者にとっては実務知識を学びやすくなりました。しかし、行政書士は、決して不況に強い資格ではありません。20年、30年というベテランの行政書士の先生でも、最近は仕事が減っているというのが実感のようなのです。 ◆営業力というけれど 行政書士で成功するには、「営業力」が必要だという人がいます。 「営業」という言葉にどんな意味を持たせているのかよくわかりませんが、ふつう企業でいうマーケティング的な営業なら、それは違うでしょう。 どちらかといえば、ただ単に「商売上手」ってところです。要するに、口八丁手八丁的な調子良さです。騙したり、脅したり、泣き落としてみたり…そんなところです。(要するに、保険のおばちゃん的な意味での「営業」。商品知識や消費者ニーズの分析なんてことは、関係な~し。) きのうまで真面目一本だった人間が、急にマルチの勧誘員のように変わってしまったら、家族や友人はどう思うでしょう。周囲の信頼を失うだけです。 報酬を得ても、頼まれるのと頼むのでは、その意味もかなり違います。 強引に、単発の仕事を何件か受注したけれど、次の仕事に続くものではなく、結局は廃業に追い込まれるのです。 3年以内に廃業する人が3割といわれていますが、そういう点も保険のセールスに似ています。(もっとも、保険のセールスなら、最低賃金はもらえるようです。行政書士は、ノルマがないかわり、赤字でしょう。) http://raramu.hp.infoseek.co.jp/hai.htm

    なるほど:2

  • 日本経済全体が縮小傾向にありますから、行政書士業務のパイも小さくなっているのは確かです。 そして、ネットが発展した社会では面倒な申請でもやる気があれば調べることが簡単にできます。 行政の窓口対応も随分と丁寧に教えてくれるようになりました。 このような状況では、手間仕事で安く大量の業務を受任するか、企業顧問になってノウハウを売るかを選択しないと食っていくのは大変な気がします。

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