解決済み
化学工業と運輸業の待遇格差について製造業の化学工業や素材メーカーはなぜ、従業員が数百人程度の中堅企業が多いにもかかわらず、給料・待遇・平均勤続年数共に優れていますか? 逆に日本通運・ヤマト運輸・山九などの運輸業(鉄道・航空会社を除く)はなぜ、従業員が数千~数万人程度の大手企業がほとんどなのにもかかわらず、給料・待遇が低いですか?
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中堅化学メーカーの中には、ヤマト運輸などの大手の運輸関係の企業ですら給料・待遇などが凌駕する中堅化学メーカーが存在します。
労働分配率の差です。 オートメーション化された工場を持ち、5人で1000万円稼ぐ企業で1人50万円出しても25%で収まりますが、20人が配達して1000万円稼ぐ企業では、1人40万円出せば80%にも達する訳です。 人海戦術で仕事をこなす業界では少しの昇給でも大きな負担となります。 付け加えるなら、同じ2トン車1台でも1人で200個扱う宅配事業の方が、1個2トンの荷物を1人で運ぶ重量物配送より収益力は高いです。 つまり人件費の負担は業種により違いがあり、業界でも違いがあります。 ただオートメーション化や海外拠点化出来る業界はリストラされやすいともいう側面もあります。 就職活動で検討されてるのでしたら将来性を多方面から検討しましょう。 ただ、離職率が高い企業で労働条件の良い所は聞いたことがないです。
化学工業は、比較的に安定的に製品が販売できることと、化学製品を合成したり 精製したりするノウハウのかたまりで、特許などもあれば独占的に販売できるため 競合がないことで利益率を高くとれることにあるかと思います。 また技術者も 非常に多いため相対的に高くなっているかと思います。 運輸関係は競合もありますし、システムなどへの投資も大きいことと、比較的単純作業も 多いので低めとなっているのではないかと思います。
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