解決済み
医学部を卒業して医師国家試験に合格後、2年間の臨床研修、その後希望する科に所属して経験をつみます。何科を選択するかは自由です。各科にはたいていその学会が定める専門医制度や認定医制度があり(例外的に精神科の精神保健指定医は国家資格です)、その科での臨床経験何年とか、何々の症例のレポートとか、筆記試験とか科によってなれる基準が異なりますが、とにかくそれらに合格すると専門医だの認定医だのになります。 要するに、医師免許を持っていれば何科の医師にでもなれますが、専門医や認定医となるにはその科である程度の経験や勉強をしないとなれません。
なるほど:2
まず、医学部を卒業すると、医師国家試験の受験資格を得ることになります。 国家試験に合格すると、2年間の初期臨床研修が現在は必須となっています。 この初期臨床研修では、各科の医局を回って、色々な医療技術のスキルを身に付けることになっているのです。 多くの研修医はこの初期臨床研修で、自分の自分の専門を見極めるわけですが、医師免許を取得すると、一部の例外を除いて、どの診療科を標榜しても構わないのです。 例外は麻酔科と歯科です。 麻酔科医は初期臨床研修が修了してから、麻酔科医標榜医の認定試験に合格してから、麻酔科医の後期研修を受けます。 そこまでやって、「麻酔科標榜医」となります。 歯科は、大学そのものが別物で、歯学部で6年間勉強して、国家試験からして「歯科医師」という別物になります。 多くの医師は初期臨床研修が修了した時点で、自分の専門診療科を決めていきます。 後期臨床研修では、専門の診療科の「認定医」や「専門医」のライセンスを所得していきます。 内科認定医や外科専門医、産婦人科認定医、などです。 麻酔科・歯科以外は、法的には自由に標榜して診療をしても構わないのですが、何でも診療する、というのは、一部を除いてあまり聞かないですね。 但し、へき地医療や船医、自衛官医官幹部などは、何でも診療する、ということがあるようです。
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