林業についてお聞きしたいのです 今生業として、林業を考えているのですが、これからの国の政策なども含め、将来性は明る…

Question

林業についてお聞きしたいのです

今生業として、林業を考えているのですが、これからの国の政策なども含め、将来性は明るいものなのでしょうか？

Answer 1

うちの主人（３９歳）がきこり社長で、私は専従者として経理事務をしています。従業員は１名です。生業として林業と考えていらっしゃると言う事ですので、色んな免許（チェーンソーや重機類、御上からの仕事を請け負うための入札参加免許など）を持っていらっしゃると仮定して、経験をお話します。ウチの場合、御上の仕事を請け負うために入札に行きたいところではありますが、なにせ従業員が１人なので主人が抜けると仕事が止まるという事で、もっぱら森林組合の下請けで仕事をしています。ありがたいことに、仕事は切れるどころか追いつかないほど次から次へと貰っています。それはなぜかと言うと、第１に手前みそではありますが、うちの与作と従業員与作はどんな仕事でもこなします。第２に森林組合の作業員は土地柄も関係しますが農業と林業の兼業者が多く技術は３０年前の技術で止まってしまった頭の固いおじちゃん達が作業を牛耳っているし、給料も作業内容には合わない安月給のため若い子達はモチベーションが上がらず、毎日出勤していれば一応給料が貰えるため仕事を覚える気すら無いので３０年前の古い技術力すら身に付かない。第３に森林組合の作業員はそう言う有様なのでウチの与作たちに仕事を回すほうが早く終わる（組合の作業員が１週間かかってやる仕事をウチの与作たちは半日でします）という事は組合の身入りが良い、第４に自然災害（温暖化の影響？）が年々ひどく山が荒れて農作物の獣害被害もあるので御上が本腰を入れだした、といった具合なので仕事は切れません。国の政策としてもこれからの林業は明るいでしょうが、明るくなると悪代官達がわいてきます。今のところ今年の営業利益の目標は１５００万ですが、軽く突破すると思います。従業員与作（３０歳）の手取り月給は３２万円で、賞与は冬３０万・夏６０万です。多分、林業の従業員としては破格だとは思いますが、それだけ払う技術力のある職人ですのでこれからも業績に合わせてドンドン昇給していくつもりです。人は宝です。林業で成功をするには１に技術力２に体力３に交渉力です。ウチはこれから事業拡大すべくあと２～３人の職人と２～３人の素人を雇うつもりです。ですが、ウチが欲している職人はなかなか見つかりません。人材不足はこれからの最大の課題です。職人が３人以上いないと若い意欲のある素人も雇って育てることが出来ません。頑張って林業を盛り上げてください。