NTTデータ、IBM、NRIの違いは？ SI事業を行っているSIerの中でトップクラスのNTTデータ、NRI、日本…

Question

NTTデータ、IBM、NRIの違いは？

SI事業を行っているSIerの中でトップクラスのNTTデータ、NRI、日本IBMの違いとは何なのでしょうか？
それぞれの企業の他2社と比べた場合の長所と短所を教えてください。

Answer 1

NTTデータはNTTのネットワークと過去に官公庁だったことをベースとした顧客基盤を持っている。
サポート領域も広く、大小様々。バラエティに富んでいる。
何かに特化しているという印象はあまりない。（特化していなくても、各々が規模が大きいが）

NRIは、もともとは野村証券からの発祥なので、証券分野に強い。この分野では、日本で敵なしか。
しかし、証券分野といっても、業務システム分野。
ネットワークやハードウェアという分野は自社で持っていないので他社と協するスキームで、単独ではできない。

IBMは、バックボーンにハードウエア製造しているというところがある、自社製品をベースとしてハード～ソフトまでをサポートする。
若干、自社ハードを使うことを前提としているので、マルチベンダーでのSIというのは力を入れていないようにも思う。
（ハードウエア系はみな、そうですが）

Answer 2

今は、何でもやさんみたいに業務拡張しちゃっているけど、
元職のカラーからある一定の部分が強いってのはあると思うよ。

あとは、取引先企業によって、カラーがあるじゃない？

何でもやっているから、一言で言うのは難しいですが、
イメージ的に、

NTTデータはシステムよりだなぁ～って思うし
NRIはルーターよりのような気がするし、（たしかの記憶なので間違っているかもなぁ）
IBMはやっぱりサーバーよりのような気がするし。

たまたま一緒に仕事をした担当が、たまたまそのポジションだった場合も
けっこうあって、違う職場にゆくと、担当が逆転してたりとかあるんじゃないかな？

結局、営業でとれる担当だったら、何でもやります的なところが
最近のIT系は多いし、シェア争いも厳しいからね。

たとえばさ、IBMのサーバーを買ってくれたお客さんのネットワークを
じゃぁ、ついでに一緒に面倒みましょう。。。っていうつながりで、
ネットワーク全体の担当をやっているとか、そういう業務提携的なつながりで成り立っていることが多い。

IBMがネットワークじゃなくて、サーバーのみの専門の仕事を元々やっていたとしても、
結局そういうつながりで、企業は仕事を拡張しているのです。

うちは、この専門に特化してます。。。ってやってしまうと、
仕事の数が減るじゃない？だから、だんだんみな、何でもやさんになりつつあると思います。
サーバーもやります、けれど、ついでにルーターの面倒もみます。
なんだったら、ネットワークシステムもつくちゃいます。。。みたいに、どんどん拡張されてゆく。

けれど、それぞれの本来のルーツをたどると、バックボーンが何からはじまっているのか？
っていう部分で、その取引先ってのが特色があるから、けっきょくそれに強い企業って
いうイメージがつくんだろうね。

そのイメージだけで勤務してみると、逆に全然関係ないポジションにあたったりして、
びっくりしたり。困ったり。逆にうれしい時もあるけど。
それを期待するには、業務範囲が広すぎるので、すげ～大変。

悪い部分ってのは、何でもやりますになりすぎてしまって、
どれもこれも中途半端で、ここにまかせれば、その分野については、一流！って思うような
部分が薄れてきちゃっていることです。

広く浅く、何でも器用な人は多いのだけれど、
この人にまかせたら、右に出る人がいないってくらい、飛びぬけて
ある一分野がすごく深い人が少なくなってしまったような気がします。