意外と色々なルートがあります(理系の場合)。 (1)一般的ルート 大学院修了=学位取得→(ポスドク)→助教→(講師)→准教授→教授 *運がよければ()を経験しないで済む場合もあります。 (2)企業•公務員経由ルート 大学卒業→企業•公務員就職(研究職)→(仕事をしながら)博士号取得→企業•公務員(研究職)→教授 (3)大学院未経由ルート 短大•大学卒業→助手[技官]など→学位審査を受けるための資格審査→学位取得→助教→(講師)→准教授→教授 *運がよければ()を経験しないで済む場合もあります。 ほとんどが(1)のルートですが、やはり教授にまでなるのは相当の運と若干の実力が必要です。 まず、どんなに優秀ですばらしい人でもポストが空いてなければなることはできません。例えば、医学部臨床系などではひとりの教授が20年くらい教室を持つことが多いので、運の悪い世代の人は他の大学で探すか、その道をあきらめるしかありません。一方で、医学部基礎系の例えば法医学教室のように慢性的な人員不足の場合には、医師で学位を持っていれば30歳代で教授になることも夢ではありません。教授になるということだけが夢ならばこの方法がおすすめです。 またもっとおすすめなのが獣医学部です。獣医学部はそれこそ人手不足で、獣医師免許と学位を持っていると引く手あまたです。 一方で、理学•工学•農学などは、博士号を持つ人材が多いので教授になるのはかなり至難の業です。ほんの一握りしか教授になれません。この分野で教授になろうと思うのならば、大御所のいる研究室に行くか、まったく博士の学生がいないような超地方の大学に行くかのどちらかがいいと思います。 大学教授になるということ自体が目的ならば、かなり戦略的に行く必要があります。 <補足> 文系の情報は持っておりませんが、理系よりもステップは少ないと聞いています。例えば、ポスドクや助教を経ずに准教授になったりということがあるそうです。 ただ、「ステップが少ない=教授になりやすい」ということではなく、文系では准教授になるまでにドロップアウトせざるを得ない状況が理系よりも多いと聞きます。 理系で教授になるには論文の質と量が重要になってきますが、文系では著書が重要になるそうです。
教員の公募情報が、各大学のホームページに載っていると思います。 そこにどういう条件が必要なのかも書いてありますよ。 一般的には、その大学の博士課程を出て、 そのまま助教→講師→準教授→教授というルートですが、 近年は公募制がほとんどですね。 基本的に単に博士号をもっているだけではなれません。 博士号は持っているのが当然の世界ですよ。 (例外として持っていなくてもなれるケースもありますが、 理系は確実にPh.D必携です) また、発表論文の数も相当多くないといけません。 でもまだまだコネ社会ですから、現教授に可愛がられれば、 助教にはなれる可能性もありますよ。 最近は、特命○○というポストがありますので、 特定の期間という限定付きで教員になれる場合もありそうです。
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