企業の規模を示す「上場」の意味

Question

企業の規模を示す「上場」の意味現在就職活動中の大学3年生です。

企業検索をする中で「未上場」「東証一部上場」などの言葉をよく見るのですが、違いがわかりません。

これを見ることで企業の規模や方針がわかるといわれましたが、何を読み取ることができるのですか？

また、未上場・東証一部上場の他にも規模を表す言葉はありますか？

Answer 1

でかいマーケットに株式を上場するためには
厳しい上場基準をクリアする必要があり、
情報公開等も義務付けられ
オーナーの一存で好き放題なんてことがやりにくくなります。
そういう点で、少なくとも建前の上では、
コンプライアンス（遵法精神）やら、公共性やらを表明する必要だあり
あからさまにブラック体質な企業は少ないということは言えます。

かなりの大資本でも非上場の会社はありますから
（ロッテとか、竹中工務店とか、サントリーとか）
規模の指標としては例外が多いのですが、
働きやすさの指標としては、それなりの信用はできます。

規模が知りたいなら、従業員数、資本金などの方が有益だと思います。
規模が大きいから、安定していると考えるのも眉唾です。
景気が悪くなればボーナスも減るなど、浮き沈みはあります。
それが嫌なら、インフラ系か公務員でも目指した方が良いですね。

まぁ、さすがにグループ10万人を超えるところだと、
つぶすのも社会的影響が大きいとかで、傾いても
再建とか、政府からの介入があるかもしれません。

Answer 2

就活しているのに上場の意味を知らないとは、ちょっと世間知らずすぎです・・・！
「上場」は規模を表しているわけではありません・・・。
辞書を引いてみましょう。

例外は当たり前にありますが、端的に短く言ってしまうと、
一部上場（東証はあまりつけない）→一流。世間に名が知られている大企業が多い。福利厚生等、一定の条件をクリアしている。よって、給料もかねがね高い。安心。
二部上場→上よりランクが一つ低い。ただ、会社の規模等の影響で二部なだけで、上記より優良な企業もある。
非上場→上場会社以上に、ピンからキリまである。非上場でもかなりの優良企業は有りますが、上場企業になるには色々と条件がありますから、上場できていない＝とんでもないブラック企業もあります。

安全・安心が東証です。
がしかし、もちろん、上場企業だからといって、必ずしも優良だとは限りません。
過去に罪を犯した企業もたくさんありますし、ブラック企業もあります。
しかし、非上場より優良企業の比率は高いでしょうし、上場企業に入りたがる人は多いです。
就活でも、そういう企業は人が群がっていますよね。
東証以外ですと、大証（大阪）・名証（名古屋）等がありますが、東証よりは格下です。
ジャスダック・マザーズは新興企業が上場しているので、上場しているとは言え、いつ潰れるか分かりません。

上場を知らないということは、他にも基本的な事柄を知らない可能性が高いですね。
もっと勉強してください。でないと、後から後悔することになります。

Answer 3

ここに上場基準が書いてあります。
http://www.nomura.co.jp/wholesale/venture/00ib/index.html

上場しているということは基準を満たしていること。

それによって規模的な条件もクリアしていることが分かります。

> また、未上場・東証一部上場の他にも規模を表す言葉はありますか？

そもそも「上場」は規模を表す言葉ではありません。

どこのバカが、あなたにそんなことを教えたのでしょうか。

Answer 4

dogwood211_920さんへ

簡単に書くと、その企業の資金調達先が公に開かれている市場（あなたが書かれている東京証券取引所や海外の証券市場）か、それ以外かという違いだけです。
非上場企業であっても、サントリーや新聞社など、規模が大きい企業がありますから、単純に「東証一部上場だけが大企業」というわけでもありません。

上場企業の方針としては、公開された市場から資金調達するので、資金調達を効率的に行うというのと、知名度を上げるということがあると思います。
逆に非上場企業の方針としては、（特にここ4〜5年程度からですが）「経営の安定化」が大きいと思います。
上場企業の場合、経営権（株式）が一般に流通することになりますから、例えばあなたが今現在810,945.5百万持っているならば、ヤフーの経営権を半分握ってしまうことができます。
*ヤフーの株式時価総額:1,621,891百万（http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4689）の半分=810,945.5百万

経営者にとっては、いきなり第三者が大量の購入を入手して、それで経営権を行使されるようでは、健全な経営をすることができなくなります。
「それならば非上場にしてしまおう」とする（元）上場企業も最近は増えています。

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企業の規模を表す言葉ですが、「上場」「非上場」よりは、資本金の額などを見た方が確実だと思いますよ。
*まぁ資本金だけでは計ることができませんけどね。どうしても気になる企業があるならば、多少の金を払っても、帝国データバンクや東京商工リサーチなどの企業情報を購入して、それで内容を確認するのも良いと思います。