解決済み
似た仕事をしています。 常に企画を出し続けていないと干されます。ので、ある程度の年齢になると(脳みそが固まってくると)、作家を抱えるプロダクションを開設して自らは企画を出さず、社長業に専念、というヒトが多い。年功序列ではないので。 質問の方が「業態としての将来性」を言っているのであれば、そんなことはありません。テレビなど媒体が下火になっても、放送作家的な能力を生かせる仕事はなくならないでしょう。 【補足後】 媒体、番組や当人のステージ、力量によるので一概には言えません。 私の場合、進行中の企画の、常に10倍の数のネタは並行して育成しており、いつでもスタンバイOK。同時に出すと進行中の企画に影響する(手が回らなくなる)ので、メドが立ちそうな頃合いを見計らって出します。出しても通る可能性は10%位なので、この「10倍」はちょうどいい数字。ではその時に通らなかった90%が即ムダかというとそんなことはなくて、企画を練り直したり、他の媒体に持ち込んだり、時期を見計らったりします。もちろんそのまま日の目を見ないネタも生まれます。 さらにその10倍(進行中の企画の100番)程度は、企画書段階にまで行かなくても、常に頭の中にあります。「10倍」のネタを育成するために、これ位の分母は必要なのです。 冒頭「媒体…力量による」と書きました。育成中が5倍、頭の中にあるのがさらに5倍などとらえ方は様々ですが、2乗(10倍×10倍で100倍、5倍×5倍で25倍)の論理は共通するのではないかと思います。いわゆる「売れっ子」放送作家ほどこの数値は低く、出した企画すべてが通る(1倍×1倍で1倍)状況。しかし育成中のネタもないので、つまずくと転落しがち。 脳みそがまだやわらかい若手は、余力を師匠や上司の仕事の埋め合わせとして排出させられる(「なんか売れる企画はないのか? 1日1本がノルマだ!」などと言われる)。師匠や上司は頭が固くなっていて、あるいはあまりにも売れっ子で、「10倍」や「5倍」の余力がないのです。 私は「放送作家」ではなく「番組ディレクター」なのであくまでも参考まで。しかし、上記の「2乗の論理」はこの世界ではどの職種でも共通すると思料します。 実際に著名な放送作家の方が書いた(とされる)著書を読んでみることをおススメします。メジャーな放送作家はウィキペディアなどで調べられます。
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