解決済み
裁判官が裁かれることって、実際にありましたか?裁判官って、どうも雲の上の人って感じがします。 後ついで聞きたいんですが、裁判官って具体的にどこでどんな仕事してるんですか?資料的なものを読んだり調べたりですか?普通に定時で土日休みなんですか? あと、裁判官の配偶者や家族ってなにか決まりごととか拘束や制限されることってあるんですか?
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弾劾裁判で過去に最も有名なのは、1970年代に世間を騒がせたロッキード事件の際、当時京都地裁に居た鬼頭史郎判事補が弾劾裁判を受けている最中、時の三木首相に検事総長を偽ったニセ電話をかけたことで大騒ぎになった一件です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E9%A0%AD%E5%8F%B2%E9%83%8E このニセ電話事件がなければ、鬼頭史郎の名は他の多くの弾劾裁判と同じく、それほどには世間に知れ渡っていることはなかったことは確かです。 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/yougo-houri-2.htm (スクロール中ほど、「☆(日本)弾劾裁判☆」部分をご覧ください) それから裁判官の日常ですが、裁判官は一件の審理にかかり切りになれるのでなく、常に複数の審理を同時進行させているために、法廷外では調べ物の連続です。まあ定時で切り上げている裁判官は居ないでしょうね。サービス残業の世界だと思われます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%81%E5%88%A4%E5%AE%98 難事件の審理中に人事異動の辞令を受け転勤ともなれば、引き継いだ裁判官は一から勉強のし直し、当人も異動先で引き継いだ審理全部をやり直し、ということがあります。常に複数の審理を抱えているから、転勤に都合良い区切りの時期がないんですね。 なお、裁判官の配偶者や家族に付きまとう問題は「守秘義務」です。公務員たる裁判官は本来、身内といえども法廷内外に関するあらゆる打ち明け話を禁じられていますが、仮に機密事項を寝言か何かでぽろっと喋ってしまい、それをたまたま聞いてしまった家族は、その件を絶対に口外できないのが不文律です。 安易に身分をひけらかせば、先のニセ電話事件のように第三者に良いように利用される事態も可能性がありますので、自慢話はもちろんのこと、軽々しく法曹関係者であることを打ち明けられないことになります。まあそんな難しくは考えず、「仕事を家庭に持ち込まない」くらいのルールで切り抜けている方がほとんどだとは思いますが・・・
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