知り合いにサンプルが結構あるが、高卒国家公務員は 高校受験の偏差値 55 ぐらいの人が多い。 公立中学校で 30人クラスで10番目。 防衛省本庁に行った人も確かにいる。その人も同じぐらい。 ただし重要なことは、人格、運動、勉強、いずれにおいても平均点であり、 穏和であり、自己主張がないことである。 人生は何が起こるかわからない。 「将来はキャリアウーマンみたいな人になるんやろな」 と漠然と思っていた地方ではちょっとした才女が、定職にすら就けなかった 長い期間があったり、まったくもってわからない。 たとえば、民間なら心を病めばクビだし、 心が病んでいることが長引けば、再就職ができないどころか、地方だとアルバイトにも競争倍率があるから、日銭を稼ぐことすらできない。 だから闇バイトとか増えている訳で。 彼らは働きたくないから犯罪を犯しているのではない。 いかなる一切の仕事から、お祈りされているから、そのままでは 野垂れ死んでしまうから、仕方なく犯罪に手をそめているのだ。 そういう意味で本来なら、公務員は熾烈な倍率になるはずだが、 県立トップ高校の倍率が、それほどでもないのには、 「最初から無理な人は受けない」 のと同じであり、公務員受験もまた同様の現象だろう。 つまり合格の確率が高い人しか、そもそも受験していない、と。 高校から税関に就職した人もそうだが、 「まあ、この人は公務員に向いてそうな性格だな」 と誰もが評価するような人物であって、 要するに、しかるべき人物が、公務員試験対策の環境が与えられて、 そのうえで試験に合格して、面接を経て合格しているのであって、 単純に偏差値の高低だけで、決まるものではない。 しかし近い将来、深刻な不景気が到来した場合は、このことが、 あたかも南朝鮮で既に起きている現象のように、 すなわち、「世の中、出来レースだ」とうがってみる人が大部を 占めかねないわけであるので、 せめて地方上級の試験は、もう少し難易度を高くして、国家公務員のように 得点の配分を公表し、面接試験で順位がすべてひっくり返る「総合方式」 をやめたほうがいいと思う。 多くの地方自治体では、建前上、試験の配点があるが、各科目ごとの順位は公表されず、面接ですべてひっくり返る総合方式になっている。 だから、実際には学力の高い地元国立大学の文系学生がたくさん受けて 受かっているのだが、その試験方式がある限りは、疑念を残す。 もちろん極端な例をいえば、包丁を振り回し暴れるような人は、 いくら学力があったとしても公務員にさせる訳にはいかないように、 地方だろうと国家だろうと面接で評価を変えるのは当然ではあるが。
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