>宅建士の問題集ですが、一年落ちのものでも通用しますか? 通用するか、微妙なところだと思います。 「宅建試験の過去問題集」は、「問題・選択肢の文」について必要な修正をしたうえで出版されています。 なぜなら、「毎年行われる法改正」の影響を受けるからです。→直近に行われた法改正によって、「5年前の試験で出題された過去問をそのまま掲載してしまうと、正解の選択肢が0個になってしまう。」などというケースがたびたび発生します。 それゆえ、1年前の宅建試験用に編集された過去問題集を使って学習する場合、いくつかの問題について、「現行法に照らせば間違っている情報」を仕入れて試験に臨むことになります。 仮に、「500問が収録された1年前の過去問題集」が手元にあるとして、そのうち、「正解が間違っている問題が6つあって、それがどれかわかっている」なら問題はありませんが、たいていは、「正解が間違っている問題がどれかわからない。いくつあるかもわからない。」という状態で、本試験に臨むことになると思います。 それって怖くありませんか? 宅建試験では、合格基準点が36点だった場合、合格基準点付近(35点~37点)では、1点ごとの得点の上にそれぞれおよそ1万人が乗っている…と言われています。→つまり、「わずか1点の得点差で合否が分かれてしまう人が1万人以上もいる」わけです。 そういった厳しい試験に1年前の問題集を使って臨んだ場合、1問しくじっても得点が合格基準点を上回っていれば問題はありませんが、1年前の古い問題集を使ったために、「法改正に関連する問題で1問しくじって合格基準点に1点足らずに不合格」となれば、泣くに泣けないと思いますよ。
仮に、私の家族がこれから受験するとしたら、「もったいないと思わずに新年度のものを買った方がいい」と伝えます。 でも、宅建ごとき楽勝よ!という頭脳の持ち主なら、一年落ちのものでも、十分合格可能だと思いますよ。満点とらなくても、8割取れたら合格できるので。
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