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行政書士より社労士の方が難関資格といわれてますが、国語力や現場的思考と言う点では、行政書士の方が要求される問題が多いのでしょうか。あるとしたら、難易度よりも向き不向きも考慮に入れたほうが良いのでしょうか。
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国語力については変わらないレベルだと思います。 難易度の違いは勉強の範囲の広さと合格基準だと思います。 社労士の方が勉強範囲が広いですのでそれだけ勉強時間は多くなります。 合格基準についても、行政書士は足切りが「法令等科目」「基礎知識科目」「総合得点」の3カ所ですが、社労士は17カ所にも及びます。 特に社一労一の選択式問題は試験の時がほぼ初見です。 いくら勉強してもその中から出ないと思っていいぐらいです。 しかしながらそれでも5問中3問正解できなければ、他の科目が満点でも合格できません。 ですので現場的思考については社労士の方が問われますし、それで合否が分かれると言っても過言ではないかもしれません。
そうだね:1
行政書士又は社労士になってからは、国語力は当然として、現場的思考も必要だろう。なぜなら、基本となる法律は文章が書かれているが、現場は文章ではないからです。 ただ、この判断は非常に難しいです。弁護士だって、ある特定の事由を判断する場合、違法の可能性があるとか、大きいとか、断定することなく議論しています。結局、裁判所の判決が出てから、色々な人が解説しているだけです。 もし、現実ではなく、行政書士や社労士の試験を考えているなら、そこまで考える必要はありません。出題者を考えれば、条文にある言葉や数字を変えるなどして、正しくない設問を作るとか、判例や通達などで明らかになった事例を問題にするとかしかないからです。 判断が固まっていない問題は、試験問題には出せません。 対策としては、できるだけ多くの条文、通達、判例などを覚えることが重要になるだけで、現場的思考はいらないのです。
社労士の試験科目は特異的で、他の資格と重複する部分がほとんどありません。加えて、足切りが多く、全ての科目でそれをクリアしないと合格できません。これが社労士を難しくしている要因のひとつです。 資格試験を受験すると分かると思いますが、平均的に勉強したと思っても、ごくまれにミスが部分で重なることはあります。これを取り除かないと社労士は合格できません。つまり、言ってみれば社労士は運の要素が大きいということです。実力的に合格点に達することは当然として、ミスが重ならないあるいは自分の不得意な問題が重ならないという運も必要です。 一方の行政書士試験の特徴は、記述があるという点でしょう。同試験は最終的に記述の出来不出来で合否が分かれるよう難度調整がされています。この記述が実は厄介で、対策していないと案外書けません。これが社労士の運に相当する部分かと思います。たまたま自分の得意な問題が記述に出題された。これで合格はぐっと近くなります。 総合的に考えて、難度は社労士の方が行政書士より上であることは間違いないと思われますが、それぞれ上記のような特徴があることを念頭に、いずれにチャレンジするか決めるとよいのではないかと思います。
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