最初に言っておきますが高校の偏差値は全く役立ちません。完全に無価値です。忘れてください。 大学受験では「模試を受けて偏差値を出す」以外の方法は完全に無意味です。 偏差値というものは、「標準偏差」に依存します。そして標準偏差は分散の程度に依存します。 何が言いたいのかというと、分母の数が「せいぜい同じ都道府県内の学生しかない高校受験」と「全国の学生である大学受験」では全く異なります。 言い換えると「同じ偏差値になるのに必要な得点」が異なるのです。 もちろん、大学受験の方が「高い偏差値」も「低い偏差値」も出にくいです。 極論を言えば、高校の偏差値が60でも大学受験用の模試を受験したら偏差値51になる可能性があります。 高校偏差値=大学偏差値にできるのは、偏差値が50(丁度平均点)の時だけです。 分母が異なる集団でのデータは比較に利用できません。 診療放射線技師と臨床工学技士、この2つの職業の将来性、給料、病院での仕事内容 病院での仕事内容 診療放射線技師 主要任務。放射線から自身、患者、その他の医療従事者等を防護する。現場での画像検査の実施。 具体的に。一般撮影やCT撮影等の放射線を出力する機械を用いて写真等を撮影したり、PET-CT等の放射線を用いた核医学検査、MRI検査等のその他の電磁波を用いた検査を撮像する。 また、それらの過程で取り扱う電離放射線等の漏洩が無いか、あるならどの程度か等の検証も行う。 臨床工学技士 主要任務。医療機器の管理、維持、設定。現場での医療機器の操作。 具体的に。手術室や集中治療室等での人工呼吸器類の管理や、人工透析装置の操作等を行う。 その他の医療機器類の維持管理等も行う。たとえば、ドラマの手術室で心臓に電気ショックを加えたりしますが、そういった機器類の保守点検等も行います。 給料 国立病院機構関東ブロックが公開している求人データを確認しましたが、「学歴が同等」であれば、「初任給に差はありません」でした。 ただし、「放射線技師の方が一般に高学歴」ですし、統計的にも「放射線技師の方が高収入」な傾向があります。 医療技術職は「完全に学歴が収入に跳ね返る」ので高卒者、専門卒者が多い職種は統計的に収入が低く出る傾向があるし、逆に院卒者が多い職種は収入が高く出る傾向があるので、その点については御自身で加味する必要があります。 将来性 将来は未定だから分かりません。以下は個人的な予想です。 放射線技師 業務独占がある(フルセルフ化ができない)ため、危険物乙4のように無くなる無くなると言われつつもしぶとく職種として残る可能性が高いと考えます。ただ、今程の数が必要になるかは疑問です。 危険物乙4はセルフ化の進展、遠隔監視システムの発展と共に従事者が減少傾向にあります。同様に自動化の進展に伴って、将来的に緩やかに従事者数は減少するのではないでしょうか。 臨床工学技士 自動化する機器類も保守管理する必要があります。ですので、比較的AI化や自動化には強いのではないでしょうか。 職種的な将来性ではなくて、個人スケールのお話であれば両方お勧めしません。 基本的に、個人スケールの損得を考えるのであれば医師、歯科医師、薬剤師、看護師の中から選ぶのが良いです。 病院の中にいる「数」が違うので、休暇の取りやすさ等が違います。医師ですら放射線技師や臨床検査技師と比べれば「多い」のです。
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