GHQがやったことは良かったと思いますか?財閥は解体して良かったと思いますか?

Question

GHQがやったことは良かったと思いますか?財閥は解体して良かったと思いますか?私は韓国にあるような財閥が好きなんですよ。巨大な企業が好きなんですよ。で、中小企業は嫌いです。私みたいな人が多いのではないですか?就職活動をやっている大学生の多くは大企業に入りたいと思っているのではないですか?最低賃金を大幅に高くして中小企業を苦しませ、中小企業を潰してしまえば良いと思います。時給を1万円以上にすれば人を雇えなくなって廃業すると思います。独占禁止法と公正取引委員会を廃止してしまって統廃合を進めてしまえば良いと思います。そんなことをしてしまったら競争が働かなくなって物価が高止まりしてしまいますか?多くの企業があるからサービスや品質、価格の面で競争するのであって、M&Aが横行するようになれば競争がなくなってサービスや品質が悪くなってしまいますか?

Answer 1

半々ですね。
つまり、将来の日本にとって悪い結果になった面もあれば、良い結果になった面もあります。

GHQの最大の目的は日本の非軍事化と民主化です。
とりわけ飛行機関連の技術は潰しておく必要があるので、手っ取り早く財閥解体となっただけです。
その為、技術の伝承が出来なかった三菱は未だに飛行機の製造供給に成功していません。
※MRJの失敗

次に民主化にするにあたり、法の下の平等を作り出す必要がありました。
これが華族制度の廃止であり、財閥解体とワンセットです。
これによって労使の対立構造が生まれて、企業の利益が社員に正しく分配される構図を作ろうとしたのです。

仮にGHQが財閥解体をしていなければ華族制度も存続しているので、1割未満の特権階級が富を独占し、今でも大多数の平民という貧困層が形成されるだけです。
日本は財閥解体される前にも無数の中小企業が存在していたので、あなたの家が特権階級でなければ大学への進学もできませんし、財閥企業に入ることも出来ないと思いますよ。