大学3回生です。そろそろ就活が始まるのですが、資格について質問させてください。就活のために資格の取得を考えているのですが…

Question

大学3回生です。そろそろ就活が始まるのですが、資格について質問させてください。就活のために資格の取得を考えているのですが、どういった資格をとれば就活に有利にはたらくのでしょうか。私は現在、資格を英検や漢検の準2級しか持っておらず、エントリーシート、履歴書に書けるようなものは持っていません。私の学校は有名校と言われるところではないので、何か資格を持っていた方が有利になるのかな、と思いつつ、エントリーシートを書くまでにあまり期間がないこともあり、資格をとること自体、どうしようか迷っています。そもそも、何か資格をとることが就活を進める上で有利になるのかな、とも思ってしまいます。なので、何か資格をとることが、就活を進める上でどの程度有利になるのか、また、取得するとすればどんな資格をとればいいのでしょうか？個人的には、簿記やパソコン関係、語学検定(中国語等)を考えているのですが、どれも勉強に時間がかかりそうなイメージなので、迷っています。これらについて、いろいろ教えていただけたらありがたいです。よろしくお願いします。

Answer 1

この知恵袋でも同じような質問に何度も答えてきました。

企業の採用選考にここ何年も関わってきた人間として結論を申し上げれば、「新卒採用の就活において有利になるような資格などない」ということです。新卒採用というのは学生時点での技能や経験値を買うのではなく、将来性や潜在能力を買うのです。地頭の良さ、組織にフィットできる順応性や協調性、困難に直面してもへこたれない芯の強さ、様々なことを学び消化して自分の能力を高めて行こうとする向上心、社会人、企業人になる人間としての志の高さなど（他にもここに書ききれないほどありますが）様々な要素や基準で応募者のことを見ているのであって、資格の有無などはほとんど取るに足らないことです。ましてや志望する企業にとって「それが何の役に立つの？」というような資格を沢山ちりばめていると、むしろ資格コレクターとして敬遠される可能性すらあります。

下の回答者の方が書かれている通り、ちょっとやそっとの努力では取得出来ない資格や検定技能、例えば簿記１級とか税理士とか公認会計士といったものであれば、あるいは面接の際に企業側の関心を呼ぶかも知れません。しかし関心は呼んでもそれだけで採用されるというものでは決してありません。それにそれらは3回生の秋から取組んでいきなり取れるような資格ではありません。そんなことよりも、社会の動向に注意を払い、これから社会人になる上で必要な教養や常識を身に着けること、自分の将来を見つめどのような社会人になりたいのかどのような道に進みたいと思うのか、深く掘り下げて考えること、そして自分が志望する業界や企業に関する情報を幅広く集めて、自分なりのイメージを持つこと…の方が余程大切だと思います。

断っておきますが、私は資格や検定技能の取得を否定するつもりは毛頭ありません。たとえ就職活動そのものには直接的に役立たなくても、そこで得られた中身や取得に向けて頑張った努力の過程はきっと役立つことがあると思うからです。けれども就活の道具としてあわてて取得するのは、そういった資格や検定本来の主旨を外れていますし、結局それによって就活が有利に運ぶことはないということを認識されるべきだと思い、厳しいようですがあえて書かせて頂きました。

Answer 2

TOEICが一番いろんな企業で使える。800点越えを目指してくださいな。

Answer 3

時間がかかる資格じゃないと強みはありません。
知恵袋を眺めていてわかるように、就職に有利になると思って資格を取る人はたくさんいます。数ヶ月かけて日商簿記2級を取るくらいはざらにいますが、それが大きなアドバンテージになるかと言えばそんなことはありません。別に珍しくないので。
「この2人甲乙つけがたいけど、簿記2級持ってるからこっちの子にしようか」というような採用の判断をされるケースはほとんどないでしょう。
1年かけて日商1級を取りましたとか、1年生からずっと税理士の勉強をしていて3科目取りましたとかいう学生なら企業は評価するでしょう。就活用じゃなくて最初に自分が進みたい道を決めてその線に沿って勉強したんだなということがわかるから。

1年前に始めるんだったらまだ良かったのですが、もう就活が始まる時期ですから、今から何ヶ月もかかる資格の勉強に時間を費やすのは、もっと大事な事をおろそかにして決定的な失敗をもたらすおそれすらあります。自己分析をするとか、面接やエントリーシート記入の仕方を研究するとか、もっと有意義な時間の使い方ができるはずです