昔は出世がステータスでした。 出世して、管理職になれば、会社の経費で部下をを飲みに連れて行ける。。。 管理職になれば取引先と会社経費で接待ゴルフや宴席もできる。。。 盆暮れには、部下や取引先から贈答品も贈ってくれる。。。。 部下達も、自分も管理職になれば、と出世を目指して、仕事を精一杯やってくれる。。。 そのおかげで、自分の責任部署の業績が上がり、また会社からの褒賞が出て、部下を慰労することができる。。。 昭和や平成半ばの職場、会社の文化はこういうことがどこでもみられました。 管理職手当もかなりの高額が付いていましたし、役職者には交際費、営業費という社費の使用が認められていました。 しかし、平成後期あたりから、こういうことが禁止や廃止、もしくはタブー視されることが多くなってきました。 同時に、会社における管理者、リーダーやマネージャーに対する見方も変わりました。 すべても職場の責任がリーダー、マネージャーにある。。。部下のミスや不祥事がリーダー、マネージャーの能力不足が問題である...というコンサルタントの妄想を真に受けて、リーダー、マネージャーばかり叩くようになっています。 かたや、平成後期からは、ゆとり世代に育てられた、自己中の、叱責されて育ってこなかった若者世代が社会に出てくる時代になり、また同時期から、マスコミがハラスメントという言葉を流行らせて、若者を煽り立ててきた。。。それに便乗した教育者や経営コンサルタントが、叱らずに褒める文化、などを提唱した。。。一般職には働き方改革だ、といって、残業の削減、36協定厳守有給休暇完全取得、育休推奨などといった休むことばかり推奨する制度が目白押しです。 こういう社会状況のなかで、管理者、管理職という中間管理者ばかりに全ての責任が押し寄せています。 いま、国内のどの企業も管理者の成り手が少ないです。 皆が皆、昇格試験を拒否します。 昔のように、魅力ある役職ではない時代です。 管理者にならずに副業する。。。もしくは転職していく方がはるかに良い時代になっているからです。 その方が、はるかに収入は得られる時代です。
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