解決済み
児童書の編集者の仕事について質問です。 本が好きで大学で図書館司書の資格を取得。自治体の職員になり図書館の児童コーナーに勤務しました。児童書の世界の奥深さに引き込まれ、おすすめ本の発掘や子どもたちへの紹介活動などを行っていました。 その後は本を出版する部署に異動し、編集アシスタントや校閲、印刷会社との契約などに携わりました。 自治体の出版部署だったため年間の発刊数は少なく、じっくり深く制作する環境でした。 今回、児童書の編集者の求人があり転職を考えています。 しかし、出版社での編集者は体力的にも精神的にも大変だとネットで多く見られます。 勤務時間が不規則で長時間にわたり、締め切り前などは著者と印刷会社との間に挾まれ心労が絶えない。 就職しても10年後に残っているのは3割くらい、特に女性には負担が大きく離職率が高いなど。 児童書の編集者も同様なのでしょうか? どなたか経験者や周りから聞いた事がある方いれば教えてください。
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児童書ではないですが、以前雑誌編集者をしていました。 ただ、雑誌編集者をしながら並行して書籍の編集者も年1~2冊のペースで担当していました。 基本的に書籍のみの編集者は、雑誌編集者に比べると土日祝日は概ね休みを取れる傾向にあり、夜遅くまでの残業や徹夜などはほとんどありません。しかし、締切前はかなり忙しいと思います。 あと、売上部数が自身の直接的な評価になります。このプレッシャーは相当なものです。愛情を注いで作家さんと作り上げた本がほとんど売れなかった場合、編集者として力不足も痛感しますし、作家さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。特に好きなジャンルの出版物(※質問者さんの場合なら児童書)の編集者として結果が出せなかった場合、上司など会社側からの突き上げが結構厳しいところも多く、これで心が折れちゃう方が多いのも事実です。 その辺で上司である編集長がどんな人間かによっても変わるため、入社してみないと分からないので難しいところですが……。 出版社は営利企業のため、自治体の出版部署よりは確実に結果を求められます。少なくとも「児童書編集者の離職率が低い」という話は聞いたことがないため、高いと思ったほうがいいです(※3割というのは、あくまで業界全体のざっくりした数字です)。 厳しいことばかりを書いてしまいましたが、担当書籍がベストセラーになれば評価がガラッと変わり、その後の仕事がやりやすくなります。ただ、仕事はほぼ間違いなく現在の大学出版部よりは忙しくなるでしょうね。私も友人が某私大の出版部に在籍した時期があり、いろいろ話を聞きましたが仕事量は私の雑誌編集者時代の半分以下でビックリしたのを覚えています。 正直、ライフワークバランスを重視するならオススメできる仕事ではないですが、やりがいは間違いなくあります。その辺をどう考えるかでしょうね。 ますます悩ますようなことを書いてしまい申し訳ありませんが、今後の参考にしていただければ幸いです。
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児童書しか出版していない出版社でない場合、多くの出版社は希望の部署に配属になるとは限りません。稀に希望通りの部署に配属してくれるところもありますが、ほとんどは人事に従うしかありません。出版社は異動も多いです。編集部希望してたのに全く関係ない部署に配属ってことも普通にあります。 中途採用なら出版社ではなく編集部が人材を募集することがありますが、中途採用は即戦力となる経験者しか採りません。業務委託も同様です。 ですから、児童書しか興味がない、児童書しか作りたくないなら児童書専門の出版社に入るか、編集者は諦めるしかないです。 希望の編集部に配属されなかった、やりたくないジャンルの編集部に配属になったので嫌で辞めていくという人は確かにいます。編集者はその仕事が天職な人にしか続かない仕事です。長い人は何十年と編集者をやっています。女性も結婚後も続ける人が多いし、産休・育休とってもなお編集業を続けています。長く続けた後、編プロ立ち上げたりフリーになる人も多いです。
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