情報系大学院の１年生です。 学部で自身の行いたい研究が十分に満足にできなかった為、院進学をしました。

Question

情報系大学院の１年生です。
学部で自身の行いたい研究が十分に満足にできなかった為、院進学をしました。自分は学部時代からアニメやエンタテイメント業界の企画職に興味があり、院での就活でも上記の業界を中心に行おうと考えています。しかし、学部ではなく院で２年空いているという点と情報系という専門性が違うことからやはり企業側から難色を示されるのでしょうか。
よろしくお願いします。

Answer 1

元採用担当のおぢさんです。活字で書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。

まず、引く手あまたの情報系から、わざわざ別の職種に行くことがもったいないのかなと純粋に思います。学部時代から興味があったと書かれていますが、私が面接官であれば「興味があったのに、なぜエンタメ業界で使えそうなことを学ばなかったのですか？」と尋ねるでしょうか。そういう意味では、志望動機が趣味・興味レベルであって、仕事として向き合う覚悟を疑われるのかなと。

そもそも企画職自体は撒き餌みたなもので、新人で配属される人なんてほとんどいないでしょう。仮にいたとしてもすぐ異動があると考えますが、営業に回されても定年まで続ける覚悟はありますか。

確かにエンタメ・アニメの企画職を直接学べる学部・学科は無いかもしれません。しかし、経営企画やマーケティング（広報・宣伝・プロモーション・販促）などを学んで応募する学生さんは、毎年相当数おられるはずです。院まで進んで勉強されている内容を横に置いといても、十分に戦えるだけの武器は何かあるのでしょうか。企業から難色を示されると言うよりも、単に他の応募者に勝てるかどうかだけの話かなと思えます。ES（書類）を提出はできても、「会ってみようか」と思ってもらえなければ、そこでジ・エンドですから大勢の中で目に留まる武器が必要でしょう。

就職難易度が高い上に条件待遇が良くなくて離職率の高い業界に就職するよりも、学んだことを十分に評価してくれる企業でしっかりと稼いで、趣味としてアニメ・エンタメを楽しまれる方が良いキャリアプランのように思えます。あくまでも個人的な意見でしかありませんが。