昨年から社会福祉士国家試験の合格率がかなり上がりましたが、理由はなんですか？ そもそもが難易度の高い資格ではないと思いま…

Question

昨年から社会福祉士国家試験の合格率がかなり上がりましたが、理由はなんですか？
そもそもが難易度の高い資格ではないと思いますが、私が受けた時は合格率18ぐらいでした。

Answer 1

６割基準ということには昔から変わりありません。
基礎的な問題が増えて、過去問題を理解するだけで合格させるぐらい簡単な試験になったというわけです。

Answer 2

大学で選抜制や定員制を採用し、記念受験が減少してきている

新カリキュラム前最後の受験で頑張りを見せた人が多い

のではないでしょうか。

私は令和元年度受験で合格しました。
全国の合格率は30%くらいでしたが、私の通う養成校では93.3%でした。
45名受験し、42名合格。

Answer 3

特に今年の試験で顕著になっていますが、求められる力量や資質ではなくて6割取れれば合格させる方針に切り替わっています。
ホントに資質や力量で選抜するならば、120点前後取れていない受験生は例えは悪いですが、虫垂炎を診断できない医師と同じようなレベルです。

Answer 4

第34回で上位3割に抑えるために合格基準点が105点となりました。これで怒った受験者たちが一斉に試験センターに文句を言い、厚労省からも試験センターに通達が出ました。その結果、段階的（35回４４％・36回５８％）に合格率を６０％（37回から）にし、合格基準点も6割にするという流れになりました。

もう介護福祉士や精神保健福祉士と同じ基準となりますので、取りやすい資格になったという事ですね。