旧帝大の文学博士号を持つ、元高校教諭として、ひと言。退職して久しい現在になって、もはや過去のこことはいえ、そういう気持ちは針の先ほどもありません。何より毎日、生徒諸君と話していたいからですし、最も近くで、その成長を見守りたいからです。とくに高校生の時は人生で最も美しいときで、傍で見ていて眩しいほどですし、卒業して行く生徒の後ろ姿を見ていたら、嬉しいのは当然としても、宝物を失ったような気もして、毎回、何だか不思議な感情に苛まれたような状態になりました。なお私の場合、勤務の一方で学問にも打ち込んでいましたので、その意味でも、たとえ太陽が西からのぼっても、昇進の意欲など欠片もありませんでした。教師にとって、目の前の生徒がすべて――これこそが本音にほかなりません。殆どの現場の先生は大なり小なり、そうお考えですので、若い人、ガンバッテ!!
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