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映像系の会社に入りたいと考えてます。簡潔に説明するとテレビ局の放送作家かCMのCMプランナーという二択で迷っています。どちらも企画や構成を考える仕事なのですが、個人的には面白いもの、作品を作りたいと思っています。どちらも当てはまるので迷っているのですが、それぞれのなり方までの道のり。会社などに就職すればいきなりできるのか?などの道のりを教えてもらいたいです。 人生の起点ですごく迷っているのでぜひアドバイスください。経験者なら尚更お願いします
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放送作家についてご説明します。放送作家には4つのルートがあります。 1)元芸人さん 2)元テレビディレクターやテレビ局員 3)元ラジオのハガキ職人 4)そのほか 1)は芸人さんが自分達では売れないけど、ネタは面白いという場合に、売れてる芸人さんから「俺たちのブレーンになってくれ」と言われたりして、その芸人さんの番組の放送作家として入るパターン。これが最近は結構多いです。オークラさんとかサトミツさんがこのタイプですね。 2)は、制作会社やテレビ局からフリーランスになったディレクターの中で 新規企画を考えるのに長けた人が、他人にも頼まれて企画を考えているうちに作家になるタイプなどです。 3)はラジオでオモシロハガキを書いていて、先輩作家さんから「うちに来い!」と誘われるタイプ。秋元康さんがこのタイプですね。 4)は最近お笑い養成所などでも「放送作家コース」を設けているところがあります。そういう所を出た後に、講師をやっていた先生とかに番組のリサーチ(ネタ探し)などを頼まれて、そこから作家として食っていくようになるというパターンです。最近はこのパターンの人も結構多いと思います。 放送作家はかなり実力社会なのと、バラエティ系・ドキュメンタリー系・情報番組系や、「クイズ作家」という別の系統の人たちもいて、一口で言うのはちょっと難しいです。このルートをたどればなれるというよりも、才能がある人が、業界の周りをうろうろしていたらスカウトされる…というパターンが多いのではと思います。 ちなみにドラマの脚本家さんはまた全然違うパターンだと思いますが、私は門外漢なので、そこは別の方に託します。
テレビやラジオのCMを企画したことのあるコピーライターです。 放送作家のことはわからないので、CMプランナーについてだけ書きます。 残念ながら先にヤノピーカトさんがリンクを貼ってくださっているCM制作会社には、CMプランナーはあまり在籍していません。 CM作りではCMのアイデアやストーリーを考える企画会社と、実際にCMを撮影する制作会社が組んで仕事をするのが一般的で、CMプランナーは企画会社に在籍しているケースが多いです。 多くのCM制作会社に在籍していることが多いのはディレクター、カメラマン、プロデューサー、プロデューサーのアシスタントであるプロダクションマネージャーなどです(ディレクターやカメラマンは独立してフリーになっているケースも多いです)。 企画会社が考えてきたCMプランを、実際のCMに仕上げるにはどんなことが必要か、スタッフは?出演者は?撮影場所は?撮影機材は?などなどを、予算やスケジュールを考慮しながら決めて実行するのが一般的な制作会社の仕事です。 CM制作会社に入社した場合は、最初はプロダクションマネージャーのさらにアシスタントとして、スタッフやエキストラの弁当の手配などといった実に細々した雑用を担当します(番組制作会社のADと同じだと思います)。 そして多くはプロダクションマネージャー→プロデューサーへと出世していきます。 では企画会社とはどんなところかというと、電通や博報堂などの広告代理店です。 そこのクリエイティブ部門にCMプランナーの多くは在籍しています。 CMプランナー専門の方もいれば、コピーライターやアートディレクターと兼任している方もいます。 もちろん代理店から独立してフリーになったCMプランナーもいます。 代理店に入らないと、CMプランナーとして大きな仕事はまず回ってきません。 そこで、どうすれば広告代理店に入れるかですが。 まず大学に入り、中退することなく新卒として代理店の入社試験を受けましょう。 有名大学で、かつ学業優秀であるに越したことはありません。 学部や学科はあまり関係がないようです。 医学部卒で代理店のクリエイターになった方を私は知っています。 入社の際にはクリエイティブ部門への配属を希望するのは当然ですが、代理店でいちばん戦力として欲しいのは営業なので、あまり希望どおりにはいかないかもしれません。 でもクリエイティブに配属されなくても、悲観するのは早計です。 電通などにはクリエイティブ転属試験というものがあり、クリエイティブ以外の部門からクリエイティブ能力の高い人が、ごく少数ですが転属できるようになっています。 クリエイティブ部門に配属されたら、別に雑用などはなく、あまり大きなものではないと思いますがプランナーの仕事は与えられます。 先輩のプランナーが長年同じ商品のCMばかり担当していた場合、アイデアをほぼ出し尽くしていることがあります。 そうしたケースでは新鮮なアタマが求められるので、入社したばかりでも社内の企画会議などに出され、自分で絵コンテ(または字コンテ)案を描くよう求められます。 そこでよいアイデアを出せば先輩や上司などに認められ、大きい仕事が回ってきて、やがて自分がメインでプランニングできるようにもなります。 入社からたった2年でCMの賞を獲ったCMプランナーもいます。 しかし、例外もあります。 制作会社のうちサン・アドなどごく限られた大手には、CMプランナーがいます。 代理店に回ってくる仕事とも、規模など遜色ありません。 さらにCM制作会社でなく、新聞や雑誌などの印刷媒体がメインの広告制作会社にいるクリエイターにCMプランニングの仕事が来ることもあります。 私などこのケースに当てはまりますね。 そういうところに入るには、やはり大学に入り中退することなく新卒として入社試験を受けるのが最善の策です。 そういった会社ではあまり雑用などはさせられず、代理店のクリエイティブ部門と同様に小さな仕事のプランニングから加わらせてもらえます。 もし本気でCMの仕事に就きたいなら、ぜひ月刊『コマーシャル・フォト』という業界誌を見てください。 毎月100本以上のCMが掲載され、それぞれ企画会社はどこか、制作会社はどこか、どんなスタッフが担当したか書かれています。 1つのCMに、実にたくさんの会社と人が関わっていることがわかるはずです。
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