解決済み
法科大学院受験について教えてください。全くの門外漢にてよろしくお願いします。まずは適正試験を受けるのですよね。①今年の適正試験はもう終わっているのですか?2種類あるようですが、難しいのでしょうか?その違いと合格発表の時期と合格率はどれぐらいなのでしょうか?②一度適正試験を通ると、何年間か有効なのでしょうか?③その後の法科大学院受験は各校で違うのでしょうが関東圏ではいつ頃からでまた、その平均的な合格率と合否の時期はいつごろでしょうか?④相当難しいようですが、働きながら、受験したり法科大学院に通ったりできるものなのでしょうか⑤大学の法学部以外の人でも受ける人は多いのですか?また、予備校に通っている人は毎日通っているのでしょうか??(いったい一日平均何時間ぐらい勉強しているのでしょうか?)以上、本当に素人みたいで申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。適正試験完全攻略ブックみたいなものを読んだのですがあまり具体的なことが記載されていませんでしたので。
wstkq237 さん、本当に詳しくまた、わかりやすく教えていただきありがとうございます。全く回答がなかったので相当がっかりしておりましたが、現在の状況まで教えていただき感動いたしました。今年度の法科大学院受験につきもう少し具体的な時期や合格率がわかるとうれしいのですが。ちょっと贅沢でしたね。すみません。
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ロースクール二年生のものです。 記憶に残っている限りでお答えします。 正確な情報は後で確認していただいて、おおざっぱな情報として捉えてください。 また、受験も受験後も厳しい状況ですので、自分自身発言していて耳が痛いのですが、冷静に捉えてみてください。 ①既に終わっています。6月頃に実施されており、現在は受験直前期で提出書類を書く時期だと思います。 大学受験におけるセンター試験のようなもので、「合格点」はありません。受ける大学院、未修既習コースの別などで必要な点は違います。例えば慶應や早稲田などの未修だと、センター試験換算で平均点+15点必要と言われていました。同じく慶應を参考にすると、未修ではTOEICも700は必要かと。 ②いいえ。一年限りです。 ③大学院の司法試験合格率に影響を受け、それにもよりますが、落ちる人は全部受かって、受かる人は全部受かるようなイメージです。身の回りの合格率は相当に低く20%以下で、早稲田のゼミ員13人中1校でも受かったのは2人でした。他のゼミもほぼ同様でした。一人も司法試験合格者出していないようなところは、また別だと思います。 私立は10月頃、国立は2月。 ④一言で言うと、無理です。ブログなどでは、やっている人も見かけますが、少なくとも旧司法試験を受けていないならば無理と言っていいと思います。もちろん可能性は0ではないですが、周りは既に法学部か1年以上受験勉強しています。 ⑤大学院にに入るためには、予備校は必要ないと思います。未修コースの場合は、素の力が大事かと思います。 まずは過去問を解いてみてそれで、50点いけば、来年までに80点くらいまでは伸ばせると思います。時間をかけてもあまり合格には関係ない気がします。 入学後は夏休みに利用するくらいです。勉強時間は最低8時間、できれば10時間くらい。形式的には12時間やって、実質的にやっている時間が8時間いけばいいかなという感じです(授業含む)。 また新司法試験をめぐる環境はとても厳しいです。 ロースクールへ行く前に ― 司法試験合格後のキャリア不合格後のキャリア (単行本(ソフトカバー)) 株式会社More-Selections (著) や類似のサイトなどで確認してみてください。 合格率が30%、今年は合格しても2000人中いまだ800人くらい弁護士などの就職が決まっていないそうです。 さらにこの傾向は悪化する見込みが非常に強いです。 不景気なのでしょうがないのかも知れませんが、非常に報われない制度です。 さらに社会人の方は、年齢の問題でさらに就職が難しくなります。 「弁護士などになるのは、ほぼ無理で、人生をギャンブルとして使うようなことになります。」 ・・・と言われてでも、「法曹になる道は現在ロースクールしかない」ので、 よく調べてそれでも行きたいならば、チャレンジしてみるといいと思います。 ロースクールの先輩としては全く勧めませんが、チャレンジなさる場合には、ご健闘を願います。
もし正社員のポジションをお持ちの場合、くれぐれも簡単に処分しないで下さい。きわめて危険です。 法科大学院の出口である、新司法試験、修習、弁護士就職については、きわめて厳しい状況にあります。 かつては、給付されていた、修習の期間の給与が、来年から貸与にかわり、すべて借金になる、ということはご存知ですか? 新司法試験に3回不合格になると、再度法科大学院を卒業するか、予備試験に合格しないともう、受験できない、という制度に法律によって、決められているという事はご存知ですか? (この制度は、「7割8割合格する試験に3回も落ちるものは、法曹としての適性がない」という考え方で、出来た制度ですが、実際は7割の人が不合格になる試験になっています。しかし、この制度が廃止される気配はありません。) 現在の修習生のかなりの人が、就職の内定を得られずに、修習を終了する見込みであり、即独立を余儀なくされる見込みであることをご存知ですか? (なお、就職の内定を得られずに、修習を終了する人が、かなりの割合で出る、ということは、すでに、法科大学院協会においても問題となっており、議論されています。 また、即独立をする修習生を対象にした相談会が、日弁連によって開かれることになっています。 法科大学院協会のURL http://www.lawschool-jp.info/news23.html 日弁連の相談会のお知らせURL http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/attorneys/090822.html) 質問者様が、富豪である場合は、特に問題とならないのですが、通常の方の場合、莫大なお金と時間を投入しながら、得られるものは非常に少ない、すなわち、法科大学院の学費は莫大であり、時間は最低2年必要であり、他方で、試験に合格する可能性は、小さく、3回しか受けられず、合格しても就職難で即時独立の可能性が高く、顧客は少なく、年収は少額からスタート、という状況にあります。 質問者様が、法律に関する仕事に従事されたいとお考えの場合、まず、仕事をしながら、行政書士の資格を取ることをお勧めします。 信頼できる予備校(LEC、Wセミナー、伊藤塾のいずれか)の行政書士の通信講座を利用されるなどすると、良いと思います。 行政書士では、独立は困難だと思いますが、それでも全くの初学者には難しいと思います。これにより、法律の難しさが分かると思います。 その上で、次に司法書士の資格をやはり通信講座でチャレンジされることをお勧めします。 司法書士は難関ですが、独立可能な資格です。(そう簡単ではないようですが) その頃には、2年程度たっていると思います。平成23年度から、「予備試験」という試験が始まります。 これを受験すれば、新司法試験を受験する資格を法科大学院を卒業せずに、得られます。これを受験し、突破されることをお勧めします。 法科大学院は、かならずしも、新司法試験に合格することに実質的に強い関連がある授業をやってくれません。ですので、法科大学院に行けば、新司法試験に合格でき、弁護士になれる、というような期待すると裏切られます。ゆえに、予備試験突破が、費用対効果の高い方法です。 正社員のポジションを捨てて法科大学院に入学する、ということをしなくても、法律の勉強を始める事はできます。くれぐれも、簡単に会社を辞めないで下さい。 質問に対する直接の回答にはなっていませんが、本当によく実体を把握してから、決断してください。 このサイトは、法務副大臣を経験した、代議士のブログですが、 合格者3000人は多すぎるから、もっとすくなくすべき、というような議論をしており、 それに対して、多くのコメントが寄せられている状態です。 http://www.election.ne.jp/10868/77583.html#comment これから、この制度がどのようになっていくのか、見当もつきません。 くれぐれも、簡単に安定した収入源を喪失しないようにしてください。
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