解決済み
優遇措置があったのは公認心理師ですね。公認心理師は2017年に誕生した国家資格で臨床心理士の上位資格という位置づけです。臨床心理士は民間資格です。 公認心理師が誕生した当初、経過措置として一定の要件に該当すれば受験資格を得られる(Gルート)がありましたが、2022年度の試験で終了しています。 それで、スクールカウンセラーになる手段ですけど、ご存知の通りスクールカウンセラーの募集は、各学校で行うのではなく都道府県と政令指定市によって実施しています。 各自治体の「スクールカウンセラーの募集要項(応募資格)」は県や市によって微妙に違いますが、それに該当すれば応募できます。 ほぼどこも下記の資格所有者が条件です。 ・精神科医 ・公認心理師 ・臨床心理士 ただし、それ以外でも大学の教授・准教授あるいは一定の年数教職員であった者なども応募できる可能性はあります。 小学校の校長をされているということなので、それが条件にあてはまれば応募できます。 そういった自治体を探すのが現実的な手段だと思います。 募集要項について詳しく調べたいのであれば、yahooやgoogleで「スクールカウンセラー 募集要項」と入力して検索すればほぼ全ての自治体の募集要項が見られます。 ※下記のブログに詳しく書かれているので一読されるといいですよ。埼玉、群馬、千葉などの募集要項の例も載っています。 https://moguchan.info/blog/1797/ 公認心理師・臨床心理士は大学4年+大学院2年が条件なので今から取得するのは現実的じゃないですね。 それから、余談ですけど、ユーキャンやキャリカレ、諒設計アーキテクトラーニング、日本能力開発推進協会 (JADP)なんかが民間の心理系検定試験を実施していますが、取得しても仕事にはつながりません。無意味です。 そもそも講座受講料と受験料、登録費用や更新費用を目的としただけの資格商法です。 わかりやすく言えば「詐欺」みたいなモノです。 決して手を出さないように。
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元教員のスクールーカウンセラーより回答します 公認心理師資格ができたとき、経過措置として現任者は指定の講習を受ければ受験資格を得られる(Gルート)がありましたが、すでに終了しています。学校心理士という資格がありますが、スクールカウンセラーの応募に当たっては、公認心理師や臨床心理士にプラスして持っていれば有効かな?の程度です。 臨床心理士資格の取得については、すでに下の回答にあるとおりで、時間もお金もかかります。 少数ですが、無資格でスクールカウンセラーに採用されている方は、長年役所や児童保護施設等で相談業務をされていたり、発達心理学や児童心理学に詳しい大学教員、元教員などです。 スクールカウンセラーは教員とは全く違う立場になります。場合によっては学校、教員と考え方で対立する事もあります。何十年も「指導」的観点から児童生徒を見てきた教員にとっては、かなりギャップのある仕事であることを付記しておきます。
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臨床心理士になるには指定大学院を修了した後、資格試験に合格する必要があります。 正直、臨床心理士になるのはかなり大変で相当の覚悟が求められます。また、教師とスクールカウンセラーは仕事観・人間観など畑が違うので、なった後に戸惑う事もあると思います(退職校長でスクールカウンセラーになった知り合いはそれで続けられませんでした)。なので、これまでの教員経験を活かせる仕事に就かれた方が良いかと思います。
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