教えて!しごとの先生
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現在医学生でおそらく病院に勤めることになると思うのですが、在学中に将来活かせるような資格を取ろうと思っています。

現在医学生でおそらく病院に勤めることになると思うのですが、在学中に将来活かせるような資格を取ろうと思っています。現在簿記2級を持っていてtoeic850〜なので米国公認会計士という資格をオススメされました、どうせなら就職した後少しでも活かせるような資格がいいのですが、医師免許と米国公認会計士のダブルライセンスは全くの無駄ですか?

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知恵袋ユーザーさん

回答(7件)

  • 阪大医学部卒の者です。 >米国公認会計士のダブルライセンスは全くの無駄ですか? 無駄ですね。どうして米国公認会計士ですか。公認会計士は大企業の監査が業務だし、会計事務所で業務を請け負い仕事をするのが普通です。それも米国でしょう。USMILも米国で医師をするならともかく国内では役に立たないです。 外国生活を勧める人がいますが止めた方がいいです。アウエーの人生となります。特に欧米諸国は有色人種に対する差別がひどいです。日本に来る外国人は興味があるから来るわけで友好的な人が多いですが、そういう人ばかりではありません。嫌中嫌韓の人でも一応相手を人間だと思っていますが、欧米人の差別感は別種の生き物という感じです。だから核爆弾だって使えるわけですよ。 >簿記2級を持っていて 開業を意識されているなら、税理士資格の方がいいんじゃないですか。開業医は税理士さんに依頼していることが多いですが、節約できます。 その他、検討してみましょう。 外国語は外国人患者とのやり取りに役立ちます。私は10か国語くらい勉強しましたが、使えるのは6つくらいですね。中国人患者とは中国語で、ベトナム人患者とはベトナム語で話します。時々日本語にして看護師さんにも分かるように解説しながら外来をしているので、面白い外来として人気がありますw でも、Google翻訳は性能が悪かったですが、ChatGPTは驚くほど精度が良くなっています。問診や指示くらいなら十分です。以前は他科や関係病院からの応援を頼まれたりしていましたが、最近めっきり減少しました。 但し、外国人とのコミュニケーションは縦の物を横にしただけではうまく行かないことも多いです。文化的背景や社会保障制度が異なり、自国の常識で判断するからです。例えば、国民皆保険制度のない国の人にはまず保険制度について理解してもらう必要があります。東南アジアから来た人は体調が悪いときは、水を飲ませるのが習慣になっていますが、心不全の水制限を理解させるのが難しいです。よく言っておかないとじゃんじゃん水を飲ませてしまいます。 やるならそういうところまで理解するように努めるといいでしょう。海外旅行で役立つし、国際情勢にも明るくなります。 法律のお勉強も役立つことがあります。トラブルに巻き込まれたときに予想がつくと助かるし、登記の本人申請をしたので40万円くらい節約できました。また、バイト先の病院が乗っ取り屋に狙われて、退任させられた前理事長が手形帳と小切手帳を持って行ったという話を聞き、直ちに理事長変更の登記申請をしないダメですよとアドバイスしたところ、案の定後日偽造手形が回ってきて事なきを得たことがあります。あのまま放置していれば、確実に倒産していたので、功労者に祭り上げられずいぶんいい目をさせてもらいましたw でも、これは偶然機会があっただけなので、一般には敷衍できないと思います。また、弁護士メインで医師を片手間でやるのはできますが、逆はできそうにありません。医師の方がいいと思ったので、資格取得は止めました。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13290048333 なお、河野玄斗さんは複数の資格保持者ですが、いずれの資格を生かす仕事に就いていないです。昔、鉱山で一番儲けた人は、宝石を掘り当てた人ではなく、大勢の採掘者にスコップを売っていた人だったという話を聞いたことがありますが、それと同じです。ひょっとしたらあの話を知っていてやったのかもしれません。でも、お金儲けができても、それで満足できるのかどうか。今際の国で何も為さなかったと後悔するかもしれません。 弁理士は、理工系では最終的になる人がいますが、医師の場合、研究職で行かないのなら意味はないです。731部隊の北野政次や内藤良一の乾燥血液漿のように研究に精通した人でないと、何が目新しいのかさえよく分かりません。臨床医が片手間でやれるものではないです。 資格取得より医療技術を磨くべきだという回答が多いようですが、私もそう思います。私は研修医になったとき「内科だけでなく、外科もやってみたいです」と挨拶したところ、内科医長に「内科のことも満足にできないくせに、何を言うとるんや」とこっぴどく怒られました。でも、診療部長が「先生、内科医長に叱られたんだって」とニコニコしながらやってきて、自分につかないかと聞かれました。その先生は内科医ですが透析のルートを作っていました。腎臓専門医でも透析のルートを作れる人は少ないです。私は鬼滅の刃で言えば、継子になりました。1時間くらいの手術ですが、自作の手術道具を使って血管内部を掃除してルートを作成します。あちこちの関係病院に行けるし、不定期のバイトなので、医局の時間制限外にしてもらっています。乗っ取り屋の一件で知勇を振るった功績もあいまって、年収2000万を下ったことがないです。民間病院なら珍しくない年収ですが、大学医局では珍しいと思います。 外科でも同じです。高齢者は転倒するとすぐに腰の骨を折ってしまいます。大腿骨頭置換術という手術をしますが、1回目は整形外科医なら誰でも1時間程度でやります。しかし、2回目になると癒着したりして難手術になることが多く誰でもいうわけには行きません。そういう手術ができる医師は限られており、大抵は基幹病院の部長クラスになっていて周辺の医師に一目置かれて紹介患者を受けています。臨床教授を兼任している人も多いです。難しい手術をたくさんしたからといって国公立病院の給料は上がりませんが、尊敬は集まりますね。 一つだけ注意点があります。何でもできる人は下手をすると器用貧乏になってしまいます。 おきばりやす (o^-')bグッ!

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