解決済み
回答者は、元・官僚の公共政策研究者です。 官僚は、選挙では選ばれていません。 国務大臣のほとんどは国会議員であり、国会議員は、国民から選挙で選ばれていて、間接的ですが、民主的コントロールがなされています。 日本は民主主義ですから、国務大臣、副大臣、大臣政務官が、ほぼ国会議員である必要があります。 ただ、世襲議員以外の国会議員の出身母体には、財務省や経済産業省、国土交通省、厚生労働省、総務省、警察庁などの高級官僚出身者、キャリア組の早期退職者などの政策に詳しい官僚出身者も多いですね。 菅氏など段ボール製造工場で働きながら夜間大学を出て国会議員秘書から叩き上げという苦労人の内閣総理大臣もいますが…。 アメリカ合衆国だと、もっと極端で、大統領の交代で高級官僚まで根こそぎ変わります。
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日本国憲法第68条の規定によれば、国務大臣は内閣総理大臣が任命でき、その過半数は国会議員でなければなりません。 逆に言えば、過半数が国会議員であれば、残りの国務大臣の椅子をその省庁の次官から昇格させることも、憲法上は不可能ではないことになります。 日本国憲法(抜粋) 第六十八条 内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない。 ② 内閣総理大臣は、任意に国務大臣を罷免することができる。
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タテマエとして、日本国民の民主主義で政治がなされるという形をとっているからですよ。 行政の監督者である大臣は、国民が民主主義で選んだ人間でなければならないとされている。だから、日本は一応、議院内閣制をとっていて、国会議員の代表者が総理大臣になり、総理大臣が議員の中からその他の大臣を選ぶ形をとっている。 官僚は、選挙で選ばれた人間ではないので、ぶっちゃけていうと「国民の意見を聞く筋合いがない人たち」なんですよ。別に国民の意見聞かなくても、財務省なら財務省の都合だけで運営すれば良いわけでね。 それだと国民の民主性がなくなるから、一応は、選挙で選んだ人間を大臣に据えて監督させているわけ。 わかったかな?笑
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