工学系だけじゃなくほとんどのところで,修士定員は学部定員よ りも少ないです。全員が修士に進学できるとは限りません。 また旧帝大などでも,内部学生が修士受験で不合格になりますし, 他大学からの受験生だけの倍率は2倍以上で4倍になることも あって,数名しか合格しません。理学系の修士進学率の全国 平均は40%くらい,工学系は35%くらい。研究型大学の場合は 80%くらいは進学しますが,学部卒でも大手は採用してくれ ます。キャリアパスもほぼ同じです。初任給が違うだけ。 もちろん,人間的に優れてないと学部卒でも修士修了でも 内定はもらえませんが。 僕ら教員からすれば,あなたが修論の研究で,学会論文集に 投稿できるくらいの成果をあげられるならぜひおいでいただ きたいですが,戦力にならないなら,指導するたけ手間が かかりますから,学部卒で就職なさることをお勧めします。
大手企業に就職したいなら大学院には進学すべきですし、理系の大学にとって大学院でする研究こそが醍醐味ですから、大学院に行きたいのに学部卒で就職してしまうのは非常に勿体ないです。 奨学金もありますし、アルバイトもすれば学費と生活費を自分で工面できなくはないですよ。そうやっている人はたくさんいます。
今の時代はいないと思います。奨学金を借りればいいだけですし。「経済的に厳しい」ではなく、単に「借金してまで行きたくない」という、意思の問題で行かない人がいるだけかと思います。
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