どちらも大学の友人が働いています。あと私自身株持ってます。長期的に勤める前提であれば圧倒的に丸紅がいいと思います。 前提として、今現在の住友商事と丸紅の企業価値、収益力、財務体質(平たく言えばどれだけ貯金を持っているか)はほぼ同等です。なので、業績も年収レベルも同じか僅差ぐらいになっているのはご存知だと思います。 ですが、そもそも住友商事は、2000年代頃までは三菱、三井と並ぶ財閥3社として、総合商社の上位3社に君臨していて、非財閥の伊藤忠丸紅とは業績・年収で差がありました。当時は伊藤忠と住友両方内定した多くの学生が住友に入ったんだと思います。 にも関わらず、伊藤忠には2010年頃に抜かれてどんどん差が開き、今年は丸紅にも時価総額で抜かれました。明らかに経営戦略が劣っているとしか思えない停滞ぶりです。今はまだギリギリ丸紅とは並んでいますが、これから差が開くとしか思えません。 なぜそうなったのかというと、私見ではありますが新しい投資への積極性と、伸びそうな案件の発掘力が違うからだと思っています。 現実に丸紅の方が、新しい事業への投資額は大きいです。もちろん投資が成功するとは限りませんが、丸紅が住友商事と比べてよっぽど投資が下手クソでない限りは、やはり投資した金額が大きい方が、後で返ってくる利益も大きくなります。 あとは、今後まだまだ需要が伸びると言われる肥料事業や、食肉の生産事業、EV関連で需要が急増すると言われる銅などの権益を丸紅の方が多く持っていることもあります。 2020年頃までは住友商事の方が財務基盤は強く、対する丸紅はかなり内部留保(企業の貯金)が少ないので、業績が低迷期の年収の下がり方が丸紅の方が大きかったです。 ただ、これも2021年ぐらいに丸紅がずっと持ってきたガビロン社というアメリカの穀物商社を売却して、大きな現金を手に入れてから一変しました。 財務体質は長年大きく差があった住友商事と同等になり、大きな投資活動もやりやすくなりました。
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