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漫画家ってやはり映画監督じゃないですがどのシーンはどの画角から描くべきかとか常に考えてるんですか?。あと漫画からアニメ化するものもありますが、逆に漫画家からアニメに対して漫画化したいと打診する事もあるんですか?。
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マンガの作り方に決まりはあまりなく、作者それぞれのオリジナルの作り方があります。ただ大体共通しているところもあります。 構図に関してはやはり映画と同じく画角とか見せ方を考えて作ります。展開の仕方は色々ありますが映画を参考にしている人は多いです。逆に映画もマンガを参考にすることもあります。 マンガの構図で教科書通りに習うことは、アオイやフカン視点の工夫から始まり、大ゴマの使用や展開によって見せ方を変えるなどあり、やはり映画ともある程度共通するところがあります。時間経過や物語の関連性の近さなどからコマとコマの厚みを変えるなど法則や規則もありますし、作者の個性によって異なる表現方法になる部分もあります。 また、白黒の場合は白と黒の割合によって背景をコントロールしたり、白黒ならではの表現を気にする必要もあります。ちなみに枠線や配置のレイアウトは、他のパワーポイントやチラシなどのレイアウトの法則と共通することも多々あります。黄金比などはその例です。 マンガの専門学校ではこれらの内容を一通り学ぶことになりますが、天才的な漫画家は独学すらせずに「自分が良いと思って描いたらすべてが法則通りであった」という人も結構います。 アニメ化については、漫画家はひねくれている人でもない限りアニメ化を望んでいます。 それは自分の作品が目立つことももちろん、収入にも関係してくるからです。 漫画家の収入は本の出版印税収入以外に無いと言っても過言ではありません。 マンガ家は原稿を出版社に買い取らせることで収入も得られますが、1枚あたり高くても2万円も行かないため、生活など不可能です。 単行本出版までいかないマンガ家は必ず何等かしら別の方法で生活費をねん出しています。親が金持ちでもない限り、バイトをして生活しないとなりません。 また、単行本が1冊出るだけでは、持続可能な生活収入にならないため、自分の漫画だけで生活できている人は、同人作家を除けば単行本を発行している漫画家に限られています。 マンガ家の収入は単行本の発行部数による。という以上、アニメ化されて発行部数が伸びることは皆さん歓迎します。 しかしアニメ化を決めるのは、広告主や企業、出版社側の話で個人で決まる話ではなく、ある日突然、出版社からアニメ化の話が舞い込んできます。 もちろん自分でアニメ化を決められたら、誰しもアニメ化を望みますが、版権や著作権は出版社が持っているし、アニメ化には数千万円から数億円掛かる話なので、マンガ家という、いち個人事業主ではどうすることもできません。 そしてアニメ化が決まったところで、マンガ家にできることはほぼありません。すべて金持ちたちの都合で決まります。 マンガ家は版権すら保有しておらず、すべての権利は出版社に売り飛ばしているため、自分ではほとんどどうすることもできません。 マンガ家はアニメの制作委員会にただ出席するだけの存在になります。一応、マンガ家にはアニメに対して作画などに意見する権利だけを持っていたりしますが、命令することは不可能で、ほとんどその権利は行使されることはありません。
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