ラブホテルで働いております。 引越しとオーナー交代で2箇所退職しましたが、現在で3箇所目です。 清掃という名がつくので自宅を掃除する感覚を想像されがちですが、復元作業の方が呼称としては合っています。 清掃に入る度に窓や床を磨き上げるわけではありませんし、こなれてしまえば色々とやりようがあります。 流れとしては 部屋に入る ゴミを片付ける 洗い物を下げる ベッドのリネン類を剥がす ベッドメイク 消耗品やアメニティを補助する トイレ掃除 風呂掃除 部屋掃除 最終チェックして鍵を閉める ホテルにより順番は前後しますし分担を徹底している所もありますが、ざっくり言うとこんな感じです。 (作業する人数や部屋の状況にもよりますが)これを1部屋15分足らずで人が居た痕跡を消す作業をやるんです。 クソ真面目にピカピカキュッキュやっているわけがありません。 特にクリスマスや連休中なんかは部屋がいくらでも回転しますから、フロントからあと何分でできますか?お客様お待ちなので急いで下さい!なんて催促されます。ちんたらやってる暇はありません。 要は『散らかった物を片付けてポイントを押さえて綺麗な見た目に爆速で復元する』が正しいんです。 いわゆる真面目なガッツリ清掃は『特掃』といって、暇な時に手分けしてもしくはその日に指定された部屋だけを時間をかけてやります。これもホテルによりやり方はまちまちですが、大差はありません。 お風呂にカビキラーかけたり、窓を拭いたり、たまったホコリを一掃したり、水垢取りなどなど... 私が今務めている所は分担や受け持ちなどは特になく、なんとなく空いてる作業に入って終わってない所もフォローして一緒に進む感じです。 さっきお風呂やってくれたから次私やるね〜あとどこ終わってない?みたいな。組む人によっては人に仕事を押し付けるのが上手い人もいるので、分担が徹底してる方が公平でやりやすくはありますが、組む人のスピードに左右されるので慌て率が上がります。一長一短ですね。 1番大変なのはやはりお風呂です。 夏は窓を開け放っておけば乾きますが、冬はなかなかそうはいかず、壁や天井まで結露や水滴を拭かなければいけないので地味に大変です。 たっぷりあつあつのお湯をはってあったりローションで遊んでると『クソったれ2度と来るな』と思います 笑 客が待っていたらすぐ入ってしまうので、ゆっくりやりましょそのうち乾くでしょってわけにもいきません。 それも慣れてしまえば勝手に体が動きますし、大体は交代制です。お風呂専門の人が居る所もあります。 トイレはもちろん酷い時(プレイ等で...)はありますが、長時間滞在したとて使用するのはたった2人です。 私個人的には、ビジネスホテルとパチンコ屋とコンビニのトイレの方かなり酷かったです。 備品交換とチェックとつまる頻度がえぐい。 よほど酷い状態の部屋は特掃扱いにしたり売り止めにしてしまいますから、1人で慌てて大変な作業を担う事はまずありません。 あとは各ホテルのやり方にもよりますが、組む人が意地悪だったり気が合わないと地獄です。 それはどの仕事でも同じ事ですが、狭い空間で何時間も同じ人とずっと一緒というのはなかなか... 私はそういう人とやる時はとにかく無心で自分のやるべき事を淡々と黙々とやります。 すると気付けば退勤時間という感じなので、割り切ればこんなに楽な仕事はないと思ってます。 満室などで掃除部屋がない時は待機になりますし、 座ったままやる仕事もあります(スキンの袋詰めや持ち歩き用のゴミ袋折ったりの内職系) いい運動になる事、すっぴんズタボロの服装で仕事ができる事、割とタバコを吸える時間が多い事、最大の魅力は待機時間です。 バタバタしてて大変そう、ついていけるか不安...と思われるかもしれませんが、慣れるまではスピードは置いておいてとにかく忘れ物がないようにしっかりやる事を徹底してればいいんです。 最初の壁はアメニティの多さとスピードなので...。 慣れればスピードは自然と上がりますし、アメニティも勝手に頭に入ります。 自分なりの手の抜き所もわかってきます。 接客なしでお金も扱わないし何も考えず体さえ動かしていればいいので気は楽ですよ! 私はこの仕事の仕方は自分に合っていて気に入っています。 日常動作以上には身体を動かしたくない方、潔癖気味の方、アダルト関係が苦手な方には務まりません。 使用済みスキンや大人のおもちゃが剥き出しで放置、入ったら爆音AVなんてのは日常ですし、本気で忙しいと軽いマラソンくらいです。 毎日じゃないし、体力がつくのでこなせてしまいますけどね。 私は頭のおかしい客を相手にしたりレジのプレッシャーやパチンコ屋のトイレの方がよほど苦痛でした。 御局様は大体平日昼間に居るので、1人作業だったり深夜になったりしますがそれさえ大丈夫なら夜勤がおすすめです。夜勤は圧倒的に男性が多いです。 宿泊が入ってしまえば掃除部屋がそもそも生まれないですし、特掃は大体が昼メインでやるので待機時間が長いのに時給が高いです。※そうじゃない時ももちろんあります
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自分が行ってたのが日勤でした。 9時〜15時のパートです。 パートタイムはおばちゃんが主でメチャクチャ意地悪でした。 パートのおばちゃんはいい人だったんですが、社員のおばさんが意地悪でイジメでしたね。自分はあまりそういうの気にしない性格でもかなり酷かったです。 最終的に祖母の葬式で休んだ時に、次爺さんはいつ死ぬの?と言われて流石に辞めました。 自分のとこは掃除する人と、風呂と受付と別れてて、自分は部屋の掃除だけでした。たまに部屋が大洪水(多分、潮) 電気ケトルに便、尿、 それくらいでした。 風呂に便もあったけど自分は見た位です。 使用済みコンドームが3個並べられてて、少しずつ量が少なくなってるのはおもしろかったです。 夜間帯は若い子がやってるみたいで楽しそうでした。 掃除機もやらないし、トイレもそこまで夜は念入りにやらなくて良いそうで夜いいなあと思ってました。 でもこれは場所によってどういう決まりなのかやってみないとわからないと思います。
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ビジネスホテルやシティホテルだと前日の宿泊客がアウトする→部屋を午後のチェックイン開始までに一斉に仕上げる→終了、となりますがラブホテルは24時間チェックイン/アウトがあるためずっと動いていることが多くなります。 また立地的にデリヘルの多かったり飲み屋街が近い場合、深夜でも出入りがあるため清掃の仕事が発生します。 清掃の仕方はホテルによって違いがあり、 ・分業制…お風呂担当、ベッド担当といった感じで自分の担当を持ってやっていく ・ペア制…2人、もしくは3人で1部屋ずつ仕上げてまわる ・一人制…コロナを機に増えた一人1部屋清掃。深夜だけ一人清掃のところもある 客室の清掃業としてはビジホや旅館と変わるわけではないですが、ラブホだと利用形態の関係でどうしても使用済みスキン、アダルトグッズ、びしょびしょになったシーツ、経血付き、などといったものの対応は出てきてしまいます。こういったものに抵抗がある人は難しいですね。 メリットといっていいかわかりませんが、高級ビジホや旅館程清掃精度を求められる場所は少ないです(その分早さが求められたりします)
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