社労士試験の勉強をしています。 船員について質問です。 なぜ、船員についてだけ、こんなに特別にあれこれあるのですか？

Question

社労士試験の勉強をしています。
船員について質問です。
なぜ、船員についてだけ、こんなに特別にあれこれあるのですか？

Answer 1

戦時中に、船員が戦争に重要な役割を果たしていた名残と考えて良いと思います。戦後も、造船王国日本を目指して、「船員保険」による船員の保護は続きました。今は、船員保険をバラバラにして、労災保険、健康保険、厚生年金に統合したので、歴史的な名残だと思います。

年金の船員特例（戦時加算）が象徴的だと思います。
昭和１６年１２月８日（真珠湾）～昭和２１年３月３１日に特定海域を航行していた船員に、厚生年金（当時は船員保険）を加算するものです。

昔は、「船員の広い庭（１６．１２．８）に意味見出す（２１．３．３１）」。と語呂合わせで丸暗記しました。社労士試験では出題されなくなったのですが、対象者はいらっしゃるので、実務上は重要だと思います。

船員保険についての社労士先生の解説文です。
http://www.riskhoumu.com/jin/jin1407.html