航空管制官の方に質問です 現在英語系の大学に通っている二年の学生です。 高校生の時から航空管制官の業務に憧れがあ…

Question

航空管制官の方に質問です

現在英語系の大学に通っている二年の学生です。
高校生の時から航空管制官の業務に憧れがあり夢見ていました。ですが実際に働いているかたの意見は、やりがいが感じられない、勤務地が数年単位で変わることから家庭と充実した暮らしをするのは難しいなどマイナスな意見が多く見受けられます。
激務なのは重々承知しておりますがそれに比例する素晴らしい仕事だと私は考えています。

勝手ながら将来的に家庭を持つときは家族との時間を一番に考えたいです。やはり転勤の多い仕事ですからあきらめるべきでしょうか。残りの二年を航空管制官採用試験の勉強に充ててもいいのか、違う道を探したらいいのか。先輩方どうかご教示ください。

Answer 1

私(66・男)の高校時代のクラスメイトが航空管制官です。
高卒で当時の運輸省航空局に採用されました。もうそろそろ定年退官するか、出向される年頃です。

航空管制官と言いましても、航空機のパイロットと交信して航空機の誘導をする仕事ばかりではなく、空港の電気設備・無線設備の工事・維持・運用、などの「航空管制技術官」、運行管理、情報処理施設などの「航空管制運行情報官」もあります。

私の友達は「航空管制技術官」で空港の電気設備を担当しています。
24時間、交代制勤務で全国転勤です。
採用は、当時は工業高校電気電子系の卒業生は有利でしたが、最近はすべて大学卒業以上に変わっているようです。

とにかく、全国転勤、北海道から沖縄県まで 2～3年 ぐらいで転勤していましたよ。たまたま新空港開港時期と重なってしまったために、2か所の空港を兼務されていたこともありましたから、出張は航空機で移動していました。仕事先がすべて空港ですから航空機で移動です。

転勤のたびに家族を伴って引っ越しですから大変です。その覚悟があるかどうか。航空保安大学校の試験に合格することよりも、その職業に就いてから退官まで耐える覚悟があるか、将来 妻になる人の同意・協力を得られるか、つまり家族ともども協力しなければ従事困難な仕事です。

私も全国転勤の職業でしたが単身赴任しました。