編集プロダクション(以下、編プロ)を経営している者です。出版社で雑誌編集者をしていた時期もありますが、最初に就職したのは編プロでした。 編プロは社員数十名のところもありますが、大半は数人~10人に満たない規模です。漫画系の編プロもあるにはありますが特殊な部類になるため、編プロの中に占める割合はそれほど多くありません。もともと編プロは人手不足のところが多いものの、忙しさなどもあってスタッフを募集している会社は少なく、漫画系の編プロに限定してしまうと難しいと思います。 そのため、最終的には漫画編集者という目標を持つのは構わないと思いますが、とりあえずは扱うジャンルを問わず編プロに入ることも第一の目標に設定するのがいいでしょう。 そのうえで申し上げると、編プロの経営者はほぼ全員がライターです。しかも、一癖も二癖もある人物ばかりで、同時に彼らは取材経験豊富な人たちです。ゆえに一般企業で行うような面接のスタイルは少ないかもしれません。 質問者さんは大学で編集の勉強をされたとのことですが、正直申し上げて大きなアピール材料にはなりません。例えば、大学新聞の編集者をしていた等の実務経験があるとまた違うのですが……。もちろん、話したほうがいいと思いますが相手の個性であったり、頭の回転の早さ、クリエイティブな資質のほうがよっぽど重視されます。 ポイントは相手に「面白そうな若者だな」「一緒に仕事してみたいな」と思わせること。これは編プロにもよりますが、フリートークのようなざっくばらんな形で面接を行うところも多いです。まあ、面接なので緊張して当たり前なんですけど、その中でいい意味で自分を出すことができ、事前に用意したコメントではなくその場でポンポンと受け答えできる人は好印象を抱きやすいです。 以上、参考にしていただければ幸いです。
< 質問に関する求人 >
編集者(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る