私は高校生の夏休みのフルタイムバイトからずーっとです。 親がその大企業の工場で長年働いてきたので、その子供が 希望率高い中でやらせてもらえる仕事でした。 (親のありがたみをしみじみ感じられましたよ) クリーンスーツを着てエアシャワーを潜り精密な電子部品の 工程の一部をやりました。ただ単に左と右を交互に重ねるだけ とか、機械が同じ大きさに切りだしたものを数えて束にする だけとか、時々任意サンプリングをしてライトに当ててピンホール がないか見るだけとか、 その同じ動作を繰り返しているだけの仕事が嫌で、 その後の自分の進路を決めたぐらいです。 ただその工場内での自動生産機械類にとても興味が出て それらを作っているメーカーの研究職を目指しました。 いろいろな工場(お客様先)に出入りしてきた経験では、 規模により「工場勤務」の意味合いが異なる点です。 上記のように大企業の工場ともなると、自動化が完成していて 人手による流れ作業の場所が少なく、働いている人が少ない点です。 新規商品のラインでまだ自動化装置の導入が間に合っていないとか、 (すみません我々の遅延です)若い社員さんをリーダーにパートの 人を引き連れてその工程で流れ作業をやりますが、 まだ新規ラインなのでフルタイムで稼働しているわけでは無く、 稼動が終わると、別のラインの同じような工程に回って自動化装置の 代わりに手作業流れ作業をやります(すみません我々の装置がトラブ っていたりのためです)。なので長年同じ作業を繰り返すことはない ようです。いずれ機械が取って代わるのです。 ただチーム制なので人間関係が難しそうな感じが見受けられました。 一方で中小零細の工場勤めはちょっと様相が違います。 少数精鋭でやらないといけないので、一人がいくつもの仕事を掛け持ち せざるを得ないです。大工場のように同じものを大領生産するのではなく 世の中では少量多品種のニーズになっており、いつも異なるものを作って いる状態で、手間暇もかかり、作業員の負担も大きくなっています。 一人で一から十までやって完成させる場合も多いです。 取り扱う加工機械類や製造手順なども沢山覚えなければいけないので、 その複雑性に戸惑う方もいるようです。指導されないとか覚えれないとか。 先輩上司との人間関係の軋轢もあるように見受けられました。 短期雇用の場合は、自動化機械が導入されるまでの一時しのぎの手作業 か、一品一様で今後の継続発注が不明な商品の今だけの手づだい要員と の予想ですが、私のように単純繰り返し作業がまったく合わない場合を 覗けば、案外と人間関係に悩まされている作業員の方が多いと感じました。
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